Search Consoleのカスタムアノテーションとは

Search Consoleのカスタムアノテーションとは、検索パフォーマンスのグラフ上に、サイト変更やSEO施策のメモを日付付きで残す機能です。数字が上下したあとに理由を思い出すための、Search Console内の運用メモ帳と考えると分かりやすいでしょう。

英語表記:Custom annotations

何を記録するか

Google2025年11月の発表では、Search Consoleのパフォーマンスレポートにカスタムアノテーションが追加されました。たとえば、テンプレート変更、サイト移行、SEOプラグインの導入、検索意図に合わせた記事改修、季節イベントなどを日付付きで残せる仕組みです。

操作はグラフ上で右クリックし、120文字までのメモと日付を書く形。これにより、あとから「なぜこの日に表示回数が落ちたのか」「生成AI検索インサイトの変化と関係があるのか」を振り返りやすくなるでしょう。数字そのものではなく、数字の背景を残す機能です。

チーム運用での注意

カスタムアノテーションは個人の日記ではありません。Google公式ブログでは、Search Consoleプロパティへアクセスできる全員が見られるため、機密性の高い個人情報を書かないよう注意する内容でした。社内で使うなら、誰が見ても意味が分かる短い運用ログにそろえるのが安全策です。

また、注釈を付けたから因果関係が証明されるわけではありません。実装日、Googleアップデート、広告出稿、外部ニュースが重なることもあります。経営レポートでは、注釈をきっかけに仮説を立て、Search ConsoleやGoogle Analyticsの別データで確認する流れです。

Topic署名者はSearch Consoleチームの2名

Google公式ブログの署名はDaniel Waisberg氏とTsahi Edri氏で、いずれもSearch Consoleチーム所属。ランキングアルゴリズムの話ではなく、分析画面の使い勝手を高める運用寄りの小さなアップデートとして読むのが自然です。

Search Consoleのカスタムアノテーションに関するよくある質問

注釈に書かないほうがよい情報はありますか?
個人名、未公開のキャンペーン名、顧客情報、社外秘の施策名は避ける対象です。後から読んでも意味が分かる範囲で、公開されても困りにくい短い運用メモに留めるのが無難です。
カスタムアノテーションを付ければ順位変動の原因が分かりますか?
原因を証明する機能ではありません。変更日やイベントを記録し、あとからSearch Consoleや他の分析データと照合するための補助です。
どんな内容を残すと役に立ちますか?
サイト移行、テンプレート変更、重要ページのリライト、広告やキャンペーン開始日など、検索数値に影響しそうな出来事を短く残すと振り返りが楽です。

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