Runway UnlimitedとMaxの違い【無制限の低速生成から9500クレジットへ】

同じ月額約95ドルでも、Runway UnlimitedからMaxへ移ると動画制作の組み方が変わります。
9500クレジットで何が増え、無制限生成はどう残るのか。
移行前に判断軸を整理しませんか?

Runway UnlimitedとMaxの違い【無制限の低速生成から9500クレジットへ】

Runway UnlimitedとMaxの違いは、クレジット量だけではありません。旧Unlimitedは毎月2250クレジットと低速のExplore Mode、Maxは毎月9500クレジットと1か月繰り越しを基本にしています。

対象となる月払い契約は、2026年11月30日に同じ月額約95ドル(約15,200円)でMaxへ自動移行します。しかし、料金が同じでも、試作から納品までの組み方は同じではありません

先に結論

Maxは9500クレジットを使う高速・予測可能な運用が中心

旧Explore Modeのように待ちながら大量に試す前提を外し、消費クレジット、採用版数、待ち時間を測って制作計画を組み直します。

Runway UnlimitedとMaxの違いを比較

公式情報を同じ費目で並べると、変更の中心は低速の無制限探索から、大きなクレジット枠を使う制作へ移ることです。

比較軸旧UnlimitedMax
月額約95ドル(約15,200円)約95ドル(約15,200円)
基本枠2250/月9500/月
繰り越しなし1か月分
生成の中心Explore Mode+Credits ModeCredits Mode+対応時のUnlimited Mode
速度・同時生成Explore Modeは低速・制限ありクレジット利用時は高速・予測可能
新規契約受付終了受付中
円換算は2026年9月時点、約1ドル160円で計算した参考値です。

9500クレジットを動画本数へそのまま換算することはできません。
モデル、尺、設定、作り直しの回数で消費量が変わるため、比較時は「月間クレジット」だけでなく、採用できた成果物1本あたりの消費量も見ます。

終了日や月払い・年払いの手続きは、Runway Unlimited終了とMax移行の解説にまとめています。契約担当者は、AIサービスの契約監査で見る5項目と合わせて確認してください。

出典: Runway公式「Unlimited plan is switching to Max」(2026年8月27日更新・英語)

旧Unlimitedは2250クレジットとExplore Mode

旧Unlimitedでは、毎月2250クレジットに加え、対応モデルをクレジットなしで生成するExplore Modeを利用できました。開始が遅く、混雑時には待ち時間や同時生成数の制限がある代わりに、初期案を繰り返し試しやすい設計です。

探索工程

構図や動きを広く試す
待ち時間を許容する
候補を絞り込む

納品工程

クレジットを使う
開始を速める
締切を守る

この運用で重要だったのは、単なる無制限ではなく、探索工程と納品工程を分けられることです。
旧Explore Modeの利用量を記録していない会社は、Max移行後に必要なクレジットを見積もりにくくなります。

下書きと仕上げを分ける考え方は、Google Flowで下書きと高画質化を分ける運用にも共通します。ツールが変わっても、採用候補が絞れてから高コスト工程へ進む設計は有効です。

出典: Runway公式「Unlimited plan details (Legacy)」(2026年8月27日更新・英語)

Maxは9500クレジットと1か月繰り越し

Maxは毎月9500クレジットを含み、未使用分を1か月分まで繰り越せます
公式は、利用可能な全モデルへオンデマンドでアクセスできる、高速で予測可能な制作向けプランと説明しています。

旧Unlimitedの2250クレジットと比べると基本枠は大きくなります。ただし、旧Explore Modeで行っていた試行をすべてCredits Modeへ置き換えると、9500クレジットでも不足する可能性があります。

判断繰り越しは余剰ではなく繁閑差の吸収に使う

毎月の平均だけで判断せず、納品が重なる月を見ます。通常月の未使用分を翌月へ回せる範囲で、ピーク月の追加購入を減らせるかを試算してください。

社内の上限設定は、AIコストの月額上限を決める方法を使い、通常月とピーク月の2本立てで決めると管理しやすくなります。

出典: Runway公式「Max plan details」(英語)

Unlimited Modeは旧Unlimitedプランと別

似た名称が3つあるため、契約と生成モードを分けて理解します。旧Unlimitedは契約プラン、Explore Modeはその旧特典、現行Unlimited Modeは対応モデルで選ぶ生成方法です。

旧制度
Explore Mode
旧Unlimitedプランの特典
VS
現行機能
Unlimited Mode
Pro・Maxの対応モデルで選択

2026年9月1日時点の公式説明では、現行Unlimited ModeはPro・Maxの対応モデルやツールで利用できます
Credits Modeより開始が遅く、同時生成数は少ない一方、出力品質は同じです。

注意Unlimited Modeの対象は管理画面で確認する

公式は、対応モデルやツール、提供範囲が変わり得ると案内しています。全モデルを恒久的に無制限で使える権利として予算化しないでください。

移行専用ページは旧Explore ModeがMaxへ引き継がれないと説明し、別の現行ページはMaxのUnlimited Modeを説明しています。
これは同じ機能の有無ではなく、旧特典と現行モードを別に確認すべきことを示しています。

出典: Runway公式「Generating in Unlimited Mode」(英語)

Runway UnlimitedからMaxへ移る前に測る3指標

判断に必要なのは、クレジット残高だけではありません。
1か月分の制作で、消費クレジット、採用版数、待ち時間の3指標を案件別に記録します。

案件別クレジット
使えた成果物数
生成開始まで
毎月見直し、探索はUnlimited Mode、締切工程はCredits Modeという分担を更新する
  • 消費クレジット: モデル名、尺、設定、再生成を含めて案件別に記録する
  • 採用版数: 生成回数ではなく、社内確認や納品へ進めた成果物を数える
  • 待ち時間: Unlimited ModeとCredits Modeで、着手から候補完成までを測る

待ち時間が締切を圧迫するならCredits Modeへ寄せ、探索回数が多いなら対応モデルのUnlimited Modeを組み合わせます。
さらに、AIベンダーの変更リスクを5段階で評価する方法で、提供範囲が変わった場合の代替手段も決めておきましょう。

出典: Runway公式「How do credits work?」(英語)

Runway UnlimitedとMaxの違いに関するFAQ

QRunway UnlimitedとMaxの一番大きな違いは何ですか?

A旧Unlimitedは2250クレジットと低速のExplore Mode、Maxは9500クレジットと1か月繰り越しが基本です。試行回数中心から、クレジットで速度と予測可能性を確保する運用へ重心が移ります。

QRunway UnlimitedとMaxの料金は同じですか?

A対象となる月払いの旧Unlimited契約は、2026年11月30日に同じ月額約95ドル(約15,200円)でMaxへ自動移行します。年払いと新規契約は条件が異なるため、個別案内と料金画面を確認してください。

Q9500クレジットで動画を何本生成できますか?

A一律の本数には換算できません。利用モデル、動画の尺、設定、再生成回数で消費量が変わるため、過去の案件を同じ条件で集計してください。

QMaxでもUnlimited Modeを使えますか?

A2026年9月1日時点では、Maxの対応モデルやツールでUnlimited Modeを利用できます。対象と提供範囲は変わり得るため、生成画面の切り替え表示を確認してください。

QUnlimited ModeはCredits Modeより画質が落ちますか?

A公式説明では出力品質は同じです。Unlimited Modeは開始が遅く、同時生成数が少ないため、締切と試行回数で使い分けます。

QRunway APIのクレジットはMaxの9500クレジットに含まれますか?

A含まれません。WebアプリのプランクレジットとAPIクレジットは別管理なので、契約台帳と利用量も分けてください。

GLOSSARY

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