AIメイク診断(えーあいめいくしんだん)とは

AIメイク診断とは、カメラや自撮り画像から顔の位置、色、見え方などを解析し、メイクの色やスタイルを提案する機能です。「診断」と呼ばれても、病気や肌状態を医学的に確定するものではありません

英語表記:AI Makeup Diagnosis

提案と試着はどう違う?

仕組みは、目、唇、輪郭などの位置や、画像上の色・明るさを捉え、条件に合う色や仕上げ方を候補として示します。バーチャル試着は、利用者が選んだ口紅やアイシャドウを画面上の顔へ重ねる機能。AIメイク診断は、画像の特徴から試す候補を提案する機能です。二つを組み合わせ、提案から試着、商品ページまでつなぐサービスもあります。

結果が変わる条件は?

窓からの光と室内照明、カメラの自動補正、画面の色、影、背景により、同じ人でも画像上の色は変わります。実物の化粧品も、下地や塗る量で発色が異なるもの。画面の結果は購入候補を絞る参考であり、実物の色を保証しないと表示します。

肌色、年齢、顔立ちが限られたテスト素材だけでは、一部の利用者に合わない提案を見逃します。代表者一人の「自然に見えた」という感想ではなく、複数の肌色、端末、照明で比較し、提案されない商品や不自然な位置ずれも記録してください。

導入前に何を測る?

ECで試す場合、診断の完了率、提案商品の閲覧、購入だけでなく、返品、色違いへの交換、問い合わせも確認します。売れたかではなく、購入後の「想像と違った」を減らせたかまで追うと、接客支援としての価値を判断しやすくなるでしょう。

顔写真を扱うため、撮影前に利用目的、保存期間、学習利用、削除方法を示します。可能なら端末内で処理し、保存しない選択肢を優先。従業員や顧客の画像を社内テストへ転用する場合も、当初の同意範囲を越えていないかを確認します。

Topic肌色を測る「物差し」もAI設計の一部

Googleが公開したMonk Skin Tone Scaleは、肌色を10段階で表す尺度です。同社は、画像技術が異なる肌色をどのように扱うかを評価し、検索などの表現を改善する目的で利用しています。公平性はAIモデルの中身だけで決まるのではありません。誰をテストに含め、どんな物差しで差を見つけるかという評価設計から始まります。

AIメイク診断に関するよくある質問

AIメイク診断の色は実際の商品と同じですか?
同じとは限りません。照明、カメラ、画面、下地、肌の状態で見え方が変わります。色番号や商品を確定するのではなく候補を絞る用途とし、最終確認は実物のテスターや専門スタッフで行います。
AIメイク診断へすっぴん写真を送る必要がありますか?
必要な画像条件はサービスごとに異なります。目的に不要な写真を求めないサービスを選び、保存期間、削除方法、学習利用を確認してから撮影してください。
スマートフォンが違うと診断結果も変わりますか?
変わる可能性があります。カメラの補正や画面の色、撮影時の照明が異なるためです。導入テストでは複数の端末と照明条件を用意し、提案の偏りを確認します。

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