AIフォント生成(えーあいふぉんとせいせい)とは

AIフォント生成とは、生成AIで文字の形や書体の候補を作り、必要に応じて文字ごとに整える制作方法です。ロゴ用の文字案から、MacやWindowsに入れて使うフォントファイルまで、サービスによって出力範囲が異なります。

AIデザインの一手段であり、形のアイデア出しや表情違いの比較を早められます。ただし、文字の読みやすさ、間隔、収録文字、利用条件の確認は人の仕事です。

何が「フォント」として出力されるのか?

一部のツールは、各文字の字形を生成・再調整し、TTFなどのインストール可能なファイルへまとめます。別のツールは、入力した言葉に装飾を付けた画像を返す仕組みです。

画像の「スタイル付き文字」と、文章を打ち替えられる「フォントファイル」は別物。ロゴ案なら前者で足りる場合もありますが、資料や商品名を後から自由に書き換えるなら、対応文字とファイル形式を先に見ましょう。

もう1つ、フォントファイルが手に入っても、使ってよい場所は別に決まっています。TTFを出力できる海外サービスの1つは、よくある質問で「作られるのはパソコンに入れて使う書体で、ウェブサイトでの使用は想定していない」と明記し、サイトで見せたい場合はロゴなどを画像として貼る方法を案内しています。自社サイトの見出しに使う予定なら、作り始める前にウェブフォントとして使えるかを確認してください。

ブランド制作では何を検品すべき?

AIロゴ作成AI広告クリエイティブでは、同じ文字の印象違いを短時間で比較できます。チラシ作成AIで見出し候補を作るときにも有効でしょう。

採用前に、必要な漢字・かな・英数字、小さな表示での可読性、文字間隔、商用・ウェブ利用の条件を並べて確認します。AIで作った」ことは、必要な文字と利用権が自動的にそろう意味ではありません。

Topic日本語の「一式」は、A〜Zとは桁が違う

Adobeの日本語向け文字コレクション「Adobe-Japan1-7」には、23,060のグリフ、つまり文字の見た目の形が収録されています。2019年の追補では、令和の縦書きと横書き用の2字形が追加されました。ChatGPTの一般公開より3年以上前の話です。数文字のロゴ案が作れても、日本語の本文書体が完成したとは限らないわけです。

AIフォント生成に関するよくある質問

AIで作った文字画像は、フォントとしてインストールできますか?
画像をダウンロードするだけのツールでは、文章の打ち替えに使うフォントにはなりません。TTFやOTFなどのフォントファイルを出力できるかを確認してください。
AIフォント生成で日本語書体をすぐ作れますか?
ひらがな、カタカナ、漢字、記号を広く覆うには、英字だけより多くの字形設計と検品が必要です。まず必要な商品名や見出しの文字がそろうかを確認し、本文用途は別に読みやすさを試すのが安全です。
AI生成フォントを会社のウェブサイトで使えますか?
利用できるかは、出力形式と各サービスのライセンスで異なります。デスクトップ用フォントの配信や変換を認めない条件もあるため、ウェブ埋め込みの可否を導入前に確認してください。

あわせて読みたい記事