ChatGPT dots(ドッツ)の使い方【最初の1体を作る条件と接続アプリの選び方】
最初の仕事を一つ決めれば、dotsにつなぐアプリも選びやすくなります。
パソコンで作成し、まずは草案を受け取るところから試してみませんか?
ChatGPT dots(ドッツ)は継続的な仕事を任せられるAIエージェントで、使い始めるときは、パソコンで最初のdotを作り、任せたい仕事に必要なアプリを選ぶ順で進めます。アプリ接続は後回しにもできるので、最初からメールやファイルをすべて渡す必要はありません。
たとえば、顧客への返信案を作りたいなら、先にどの案件を読み、どこまで草案にするかを決めると接続先を選びやすくなります。2026年10月1日時点の公式案内を基に、作成の条件から初回の依頼、結果の確認まで見ていきましょう。
ChatGPT dotsの使い方を始める条件
ChatGPT dotsの提供対象は、Pro、Business Premium、Enterpriseですが、対象の契約でもアカウントへの反映は段階的です。入口が表示されてから初期設定へ進めるため、契約名と表示の有無をセットで確かめます。
個人向けProは18歳以上の利用者で、欧州経済領域、英国、スイス以外が対象と案内されています。日本はこの除外地域に含まれませんが、日本の対象者全員に表示済みという意味ではありません。
Business Premiumは世界各地への展開が案内され、Enterpriseでは管理者による有効化が必要です。会社のアカウントなら管理者に利用可否を尋ね、個人のアカウントなら自分の契約と作成入口を見てから準備しましょう。
注意契約変更を急ぐ前に
対象プランでも、すぐに入口が現れるとは限りません。dotsだけを理由に上位プランへ変更する前に、現行の提供条件と自分のアカウントの表示を確かめます。
出典: OpenAI「Meet dots」(英語)、OpenAI「ChatGPT Release Notes」(英語)
dotsが普段のチャットとどう違うかを先に把握したい場合は、ChatGPT dotsの仕事の範囲と利用条件を読むと、継続して任せる仕事を選ぶ前提がつかめます。
ChatGPT dotsの初期設定はパソコンから
ChatGPT dotsの最初の作成は、ChatGPTのデスクトップアプリか、パソコンのWeb版から行います。
作成入口が表示されるアカウントでdotsを開き、画面の案内に沿って進めてください。
- ChatGPTでdotsを開き、導入の案内を進める。
- 必要なアプリを選ぶ。まだ仕事が決まっていなければ、接続をスキップして後から追加する。
- デスクトップアプリでは、自分のPCへのアクセスを許可するか判断する。アプリ接続とPC接続を分けて考える。
- 最初の会話で、任せたい仕事と必要な資料を伝える。名前や外観は、設定後にも変更できる。
作成が終わった後は、対応する更新が届いていればモバイルアプリで同じdotと会話できます。一方、モバイルでの新規作成とモバイルWebは対象外なので、スマホだけで初回設定を完結させようとしないことです。
メモ画面の案内を優先する
公式の英語資料で使われるラベルは補助として記載しています。日本語画面の配置や文言が異なる場合は、表示中の案内に合わせて進めます。
出典: OpenAI「Get started with your dot」(英語)
ChatGPT dotsへ接続するアプリの選び方
ChatGPT dotsへ接続するアプリは、最初の成果物に必要な情報がどこにあるかで選びます。
その前に、アプリ、連絡用のチャネル、自分のPCへのアクセスは、それぞれ別の接続だと押さえておきましょう。
アプリ
メールや資料など、仕事に使う情報と対応する操作への接続。
連絡チャネル
Slackなど、dotに依頼したり返答を受けたりする連絡先。
自分のPC
ローカルのファイルやアプリを使うために別途許可するアクセス。
たとえば、Slackでdotに話しかけられることと、メールの受信箱を読めることは同じではありません。dotはクラウド上に自分のコンピューターを持つため、自分のPCを接続しなくても、クラウド側でできる仕事を試せます。
まずは予定・メール・資料のどれを使うか決める
初回は、確認したい対象を説明できる仕事を一つ選ぶと、接続が必要か判断できます。
次の表はアプリを選ぶための例であり、それぞれのサービスが現在対応している操作は、プラグインの説明と権限画面で別に確認します。
| 最初の仕事 | 情報の所在 | 成果物の例 |
|---|---|---|
| 予定を確認 | カレンダー | 準備の一覧 |
| 返信案を作成 | メール | 返信の草案 |
| 資料を見直す | ファイル | 修正案 |
この例で返信案を作るなら、対象の案件を読めるメール接続から検討します。予定も資料も同時に接続するのは、それらが返信案に必要と分かってからでよく、接続を増やすこと自体を目的にしない進め方です。
接続前には、使うアカウントと許可される操作を見てください。対応する接続では読み取りと送信を分けられますが、アプリを接続できることだけで、任せたい全操作が可能とは判断できません。
出典: OpenAI「Connect computers and apps to your dot」(英語)
Pluginsで接続先と権限を確認する
アプリを追加するときは、ChatGPTのPluginsから必要なプラグインを探し、詳細を開いて導入と接続を進めます。外部サービスの認証が求められたら、仕事に使うアカウントかを確認してから許可します。
- アカウントは対象資料にアクセスできるものか。
- 参照するデータは今回の仕事に必要か。
- 読み取り・更新・送信のうち、どの操作が許可されるか。
- 外部への送信や変更で、人の確認を挟めるか。
この区別を社内の運用にも広げるなら、ChatGPTの接続アプリ権限と社内ルールが参考になります。プラグインの導入、接続先サービスの認証、操作の承認を別々に確かめることが出発点です。メールを送る前に承認を求める設定や止め方は、ChatGPT dotsのメール送信と承認の条件で詳しく扱っています。
出典: OpenAI「Plugins」(英語)
ChatGPT dotsの最初の依頼文を作る
ChatGPT dotsへの最初の依頼は、対象・成果物・止める操作まで書くと、戻ってきた結果を確認しやすくなります。
「営業を手伝って」から始めるより、一つの案件について返信案を用意してもらう方が、必要な資料と人の担当を限定できます。
次は、対応するメール接続で対象のやり取りを読める場合の依頼例です。架空の案件名をそのまま使わず、自分の案件名と対象期間へ置き換えてから渡します。
指定した案件について、直近のやり取りから相手の質問と未回答事項を整理してください。読む範囲は、この案件のメールだけにしてください。
成果物は、未回答事項の一覧と返信案です。返信案には確認が必要な事実を明記し、分からないことは推測で補わないでください。
メールの送信、相手への連絡、ファイルの変更は行わず、草案をChatGPTで私に見せてください。資料が足りない場合は、作業を広げる前に何が不足しているか知らせてください。
この依頼では、案件の範囲と戻してほしい草案を指定し、送信や変更を人の確認地点に残しています。資料を見て不足を聞いてもらう条件も加えることで、別案件まで勝手に調べてほしくないという意図を伝えられます。
接続をまだ増やしたくなければ、機密を含まない短い資料を渡して、整理案を依頼する方法でも始められます。まずは資料の読み違いを見つけられる仕事で試し、修正点が分かったら次の依頼へ反映しましょう。
要点成功の基準も一緒に渡す
「質問の見落としがない」「事実と提案が分かれている」「送信前に自分が確認できる」など、今回の仕事で確かめたい条件を添えます。dotへの指示がどう解釈されたかは、初回の結果を見て調整します。
資料や表まで成果物を広げたい段階では、ChatGPT Workで作れる業務資料も参考になります。ただし初回は、一つの結果を確認してから範囲を広げる方が、手直しの理由をつかみやすいでしょう。
ChatGPT dotsの結果確認と定期実行
ChatGPT dotsへ仕事を渡した後は、デスクトップアプリでdotのプロフィールを開き、Activityから担当タスクを確認します。完了表示だけで判断せず、出力されたファイル、結果、追加の入力依頼まで見て、求めた成果がそろったか確かめます。
返信案なら、相手の質問が抜けていないかを原文と照らし、日付や条件が変わっていないか確認します。もっともらしい草案でも、そのまま顧客へ送る判断は避けることが、初回の確認で押さえる点です。
こうして一度の仕事を確かめた後に、定期的な確認を任せるなら、何を、いつ、どこへ知らせるかを追加します。
たとえば「毎週月曜の午前9時、日本時間で、今月末まで、未回答が増えたときだけChatGPTへ通知」といった形で、期限と通知条件を具体化できます。
その設定は、保存した内容をdotに答えてもらい、プロフィールのScheduledでも確認します。接続しただけでは特定の監視依頼にはならないため、継続して見る対象と終了条件を言葉にして渡してください。
注意定期実行と先回りリサーチを区別する
先回りリサーチは読み取り専用ですが、自分が依頼した定期的な仕事は、その依頼に適用される権限で動きます。定期実行に更新や送信を含めるなら、承認の扱いを別に確かめます。
出典: OpenAI「Tasks and memory」(英語)
使い続ける判断には、処理件数だけでなく修正の量や確認の負担も残すと比較できます。ChatGPT Workの利用状況と成果を測る項目のように、人がどれだけ手直ししたかを見る視点は、dotsを試す場合にも役立つでしょう。
ChatGPT dotsが表示されない・止めたいとき
ChatGPT dotsが見つからない場合は、プラン、アカウントへの展開、会社側の権限を順に切り分けます。作成入口がない状態で、存在が確認できないボタンや設定を探し続ける必要はありません。
- 入口がない場合は、契約と段階的な展開の案内を確認する。Enterpriseなら管理者へ利用権限を尋ねる。
- 資料を読めない場合は、接続したアカウントと資料側のアクセス権を確認する。接続が切れていれば再認証の案内を開く。
- 判断待ちで進まない場合は、Activityから入力や承認を求めるタスクを開き、必要な回答を返す。
途中でやめたいときは、dotの一時停止、委譲先タスクの停止、定期実行の取り消しを別々に確認します。公式の詳細ガイドでは、Pauseは現在の主タスクを止める操作で、すべての委譲タスクや将来の予定を取り消す操作とはされていません。
このため、委譲した仕事はActivityから該当タスクを開いて停止し、繰り返す仕事はScheduledから無効化または削除します。停止しても、すでに完了した変更は元に戻らないので、実行済みの結果も見ておきましょう。
出典: OpenAI「Control your dot」(英語)
ChatGPT dotsの使い方でよくある質問
QChatGPT dotsはどのプランで使えますか?
AChatGPT dotsはPro、Business Premium、Enterpriseが提供対象です。地域や管理者の設定、アカウントへの段階的な展開の条件があるため、対象契約でもすぐに表示されるとは限りません。
Qスマホだけで最初のdotを作れますか?
A最初のdotはデスクトップアプリかパソコンのWeb版で作成します。作成後は対応するモバイルアプリで会話できますが、モバイルでの新規作成とモバイルWebは対象外です。
Qアプリを全部接続する必要がありますか?
AChatGPT dotsの初期設定ではアプリ接続をスキップし、後から追加できます。最初に任せる仕事の資料があるサービスだけを選び、接続アカウントと操作の権限を確認してください。
Q自分のPCを接続しないと使えませんか?
AChatGPT dotsは自分のクラウドコンピューターを持つため、自分のPCへのアクセスは任意です。ローカルの資料やアプリを使う必要があるときに、PC接続を別途判断します。
Q依頼した仕事の結果はどこで確認しますか?
A依頼した仕事は、デスクトップアプリでdotのプロフィールからActivityを開き、該当タスクの結果やファイルを確認します。入力や承認を求められている場合も、そのタスクを開いて応答します。
QPauseを押せば定期実行も止まりますか?
APauseは現在の主タスクを止める操作で、すべての委譲タスクや定期実行を取り消す操作ではありません。委譲した仕事はActivity、繰り返す仕事はScheduledから別に停止・解除します。
最初の仕事を一つ決めてから接続する
ChatGPT dotsの初期設定は、任せたい仕事を一つ決めるところから始めると、接続するアプリも最初の依頼文も具体的になります。返信案なら対象の案件と草案の範囲を指定し、初回の結果を見てから継続的な仕事へ広げてください。
始め方初回は草案までを確認する
パソコンで作成し、必要な資料だけにつなぎ、完成した結果を人が確かめるところまでを一巡します。うまくいかなかった点を次の依頼へ返すことで、自分の仕事に合う任せ方を探せます。