SuperGrokとX Subscriptionの違いを比較 月30ドルのPremiumはCursor ProとXの特典込み
GrokとCursor、Xの特典を1つにまとめられる新プランが登場しました。
いまのSuperGrokを残すか迷うなら、月額に含まれる利用枠と追加料金、移行後に戻せるかまで見てから決められます。
SuperGrok(スーパーグロック)とX Subscriptionの違いは、既存のGrok向け契約を続けるか、Grok・Cursor・Xの特典をまとめた新しい契約へ移るかにあります。新Premiumの公式月払いは月額約30米ドル(約4,740円・税別)ですが、既存SuperGrokを今すぐ解約する必要はありません。
ただし、新PremiumではGrokとCursorが対象の利用枠を共有し、Cursorで使う他社製モデルには追加料金がかかります。特典が増えることと、今の利用条件がそのまま残ることは別なので、移行前に確認したい違いがあります。
※料金・提供条件は2026年10月20日に確認した公式公開情報に基づき、円換算は2026年10月時点・約1ドル158円で計算した目安です。表示通貨や税、個別の移行条件は契約画面で確認してください。
SuperGrokとX Subscriptionの違いは既存契約と新制度の差
SuperGrokは従来のGrok向け有料プランで、既存契約者は自分で変更・解約しなければ現在のプラン・価格・特典を継続できます。一方、新規顧客の契約先はThe X Subscriptionとなり、旧SuperGrokを新規に選ぶ仕組みから変わっています。
すでにSuperGrokを契約
これから新規に契約
このため、「SuperGrokの新規受付が終わった」と「契約中のSuperGrokが使えなくなった」は同じ意味にはなりません。既存契約を残したまま新制度と比較できるため、名前が変わったことだけを理由に解約しないでください。
出典:公式ヘルプ「What is The X Subscription?」(英語)
なお、The X Subscription(エックスサブスクリプション)のPremiumは、従来のX Premiumと区別する必要があります。旧X PremiumはX側の契約名で、新PremiumはGrok・Cursorも含む制度のプラン名です。X側の変更を詳しく確認したい場合は、Xプレミアムの既存契約と新規料金の扱いも参考になります。
X SubscriptionのPremiumに含まれる範囲
新Premiumは公式発表で、SuperGrok・Cursor Pro・X Premium+の特典をまとめたプランとして案内されています。ただし、旧プランを別々に3契約持つ場合と利用枠まで同じになるわけではありません。主な違いは次のとおりです。
| 比較項目 | 既存SuperGrok | 新Premium |
|---|---|---|
| 契約の扱い | 現在の契約を維持 | 新制度に統合 |
| 含まれる利用 | 現契約の範囲を維持 | 対象サービス共通枠 |
| 追加料金 | 現契約の条件 | 他社モデル等は別 |
| Xの特典 | 現契約の特典を維持 | 個人Xの接続が条件 |
| 移行後の復元 | 移行前は維持可能 | 旧契約へ戻せない |
出典:公式発表「Introducing The X Subscription」(英語)
GrokとCursorは週単位の共通枠を使う
X Subscriptionでは、対象となるGrokとCursorの利用が週ごとに更新される1つの枠から消費されます。たとえばCursorで対象のAIを多く使う週は、Grok側で使える残量にも関わるため、サービスごとに別の枠が積み上がると考えないことが大切です。
この共通枠は対象となる自社製モデルの利用に適用され、使う機能やモデルによって消費量が変わります。そのため、旧SuperGrokより必ず何倍多く使えるとは判断できず、自分の使用状況と次のリセット日を確認する必要があります。
CursorのClaude・GPTは最初から追加課金
一方、Cursorで第三者モデルのClaudeやGPTを選ぶ利用は共通枠に含まれず、Premium以上で最初の利用からAPIの定価に基づく追加料金がかかります。ここでいうAPIの定価は、選んだモデルの処理量に応じて料金を計算する基準で、月額内の使い放題を意味しません。
したがって、Cursorが付くからClaude・GPTも月額内で使える、とは考えないでください。追加利用は購入したクレジットから支払う仕組みなので、前払い残高に加えて、自動補充のオン・オフと月間追加利用上限を確認しましょう。
出典:Cursor公式「Models & Pricing」(英語)
また、月額約30米ドル(約4,740円)は新Premiumの月払いの基本料金で、税や追加利用を含む最終支払額ではありません。年払いとも区別し、ほかの段階も含めて検討する場合はX Subscriptionのプラン全体と特典を確認してから、自分の決済画面の請求条件を見比べてください。
どっちを選ぶかは利用目的で決まる
既存SuperGrokで主にGrokを使い、今の枠で仕事が進んでいるなら、現契約を維持しながら新制度を比べる進め方が適しています。Xの特典やCursorをどれくらい使うかが決まっていない段階で、先に旧契約を手放す必要はありません。
これに対して、Grokでの調査とCursorでの作業を併用したい人は、共通枠の残量で両方をまかなえるかが判断軸になります。機能の多さだけで決めず、普段の仕事で使うモデルと作業量を先に書き出すと、追加料金も比較しやすくなります。
判断Cursorで他社モデルを使う人は費用を分ける
旧Cursor契約の含有利用は、移行後も同じ条件で残るとは限りません。基本料金・第三者モデルの追加料金・残す契約の料金を並べ、自分の作業で比較してください。
特にCursorでClaude・GPTを日常的に使う場合は、統合した後に追加料金が増えないかを先に検討したいところです。仕事の結果も確かめたいなら、AIを切り替える前の品質テストの方法を参考に、同じ資料と指示で比べる項目を決めておくとよいでしょう。
X Subscriptionへ移行する前の確認
X Subscriptionへのアカウント統合は完了すると取り消せず、サポートでも元へ戻せません。新プランを後から解約しても旧契約は復活しないため、最終確定までに接続対象と請求の扱いを確認する順序が欠かせません。
接続するアカウントと開始経路を確かめる
Xの特典は接続した個人のXアカウントに適用され、Premium以上ではX Premium+相当の特典が対象になります。ただし、組織が管理するXアカウントは接続できないため、仕事用の契約と個人のSNSを一緒にしてよいかも含めて確認してください。
有料Cursor契約も統合したい場合は、Cursor側の統合案内から始めることが公式に示されています。X側から始める切り替えにはCursorが含まれないとの注意があるので、同じプラン名だから入口も同じと考えないようにしましょう。
出典:公式ヘルプ「X Premium Customers moving to The X Subscription」(英語)
さらに、Grok・Cursor・Xでメールアドレスが違っていても統合対象になり得るため、アドレスの一致だけで判断するのは不十分です。表示されたログイン先が意図したアカウントかを確認し、会社と個人の境界は生成AIの社内利用ルールにも合わせておきましょう。
Apple経由のCursorは自動解約の例外
Webで直接支払っている対象の旧契約は、切り替え時に解約され、未使用期間分が按分して返金されます。ただし、AppleのApp Storeで契約したCursorは自動解約・返金の対象外で、そのままではAppleから請求が続きます。
この場合はiPhone・iPadの「設定」から自分の名前、「サブスクリプション」、「Cursor」の順に開き、Apple側で契約を管理します。GrokやXのApple課金とは扱いが異なるため、「すべて自動で止まる」と考えず、契約した窓口ごとに請求を確認してください。
出典:公式ヘルプ「Cursor subscriptions bought through the App Store (iPhone and iPad)」(英語)
SuperGrokとX Subscriptionを比較する際は、今の契約を残して、使うモデル・共通枠・追加料金を確認するところから始められます。そのうえで接続するアカウントと課金先に問題がないと分かってから、移行を確定するか決めてください。
FAQ
QSuperGrokは終了したのですか?
A既存のSuperGrok契約は、自分で変更・解約しなければ現在のプラン・価格・特典を継続できます。新規顧客の契約先がThe X Subscriptionへ変わったことと、既存サービスの終了は区別してください。
QSuperGrokを今から新規契約できますか?
A公式案内では新規顧客はThe X Subscriptionから選ぶ仕組みです。旧SuperGrokを新規に選べる前提で申し込まず、現在表示されるプランを確認してください。
QX SubscriptionのPremiumにはCursor Proが付くのですか?
A公式発表はCursor Proなどの特典を含むと案内していますが、利用枠や第三者モデルの料金は新制度の条件になります。有料Cursorも統合する場合は、Cursor側の案内から開始してください。
QCursorでClaudeやGPTを使う料金も含まれますか?
A新Premium以上で利用できる第三者モデルは、最初の利用からAPIの定価に基づく追加料金がかかります。GrokとCursorの対象利用に使う週次共通枠には含まれません。
Q移行後に元のSuperGrokへ戻せますか?
A完了したアカウント統合は取り消せず、サポートでも元へ戻せないと公式に案内されています。X Subscriptionを解約しても、旧SuperGrok契約は復活しません。
QGrokだけ使うならどっちがよいですか?
A既存SuperGrokで現在の利用枠に困っていなければ、契約を残したまま新制度と比べられます。新規顧客はX Subscriptionから、必要な機能と利用量に合うプランを選んでください。