ChatGPT dots(ドッツ)がスマホから作成可能に【Proなどの対象プランへ段階提供】
スマホからdotを作れば、PCを開く前に調べ物や草案を頼めます。
名前や接続先を選べる範囲と、PCの仕事を任せるときの条件を、始める前に確かめておきましょう。
ChatGPT dots(チャットGPTのドッツ)は、スマホのChatGPTアプリから作成できるようになりました。名前や見た目を決め、仕事に使うアプリを接続するところまで、PCで先に設定せずに始められます。
ただし、対象プランでも全員に表示されるとは限りません。2026年10月17日時点の公式案内をもとに、作成できる条件と、スマホから頼む際にPCが必要になる場面を確かめていきます。
ChatGPT dotsでスマホからできるようになったこと
ChatGPT dotsは、会話の後も任せた仕事を進めるAIエージェントで、OpenAIは10月5〜9日の更新としてモバイルアプリからの作成を案内しました。スマホで名前と外観を選び、プラグインを接続できるため、初期設定のためだけにPCを開く手間が減ります。
出典:OpenAI「Create your dot in the ChatGPT mobile app」(英語)
このプラグインは、メールやファイルなどのサービスとdotをつなぐ仕組みです。後から接続することもできるので、作成時に使うサービスをすべて決める必要はありません。
作成したdotは端末ごとに別物になるわけではなく、スマホで始めたやり取りをPC側でも続けられます。ChatGPTを開いたときの移動先をdotの会話にする設定も選べるため、普段から同じ仕事の続きを頼む使い方に向いています。
区別スマホアプリとスマホのWebは別
スマホのブラウザで開くモバイルWebは非対応です。作成は最新版のChatGPTモバイルアプリから進めます。
ChatGPT dotsを作成できるプランと表示条件
ChatGPT dotsの現行対象は、Pro 100・Pro 200・Pro 500、Business Premium、Enterpriseです。いずれも段階提供中で、対象契約があることと、自分の画面に届いていることは別として確認する必要があります。
プランごとの地域・管理者条件(2026年10月時点)
| 対象プラン | 地域条件 | 追加の確認 |
|---|---|---|
| Pro 100/200/500 | EEA等を除く | 18歳以上 |
| Business Premium | 世界へ順次展開 | 反映状況 |
| Enterprise | 世界へ順次展開 | 管理者の有効化 |
Pro向けに除外される地域は欧州経済領域(EEA)・英国・スイスで、日本はこの除外一覧に含まれていません。ただし、日本の対象アカウントへ一斉に提供済みという意味ではなく、FreeやPlusも現行の対象一覧には載っていません。
出典:OpenAI「Meet dots」(英語)
表示されないときに確かめる順番
ChatGPT dotsが見当たらない場合は、まず最新版のアプリと、契約しているアカウントで開いているかを照合し、次に上の地域・年齢条件を見ます。個人用と会社用の両方を使っているなら、どちらでログインしているかも確認しましょう。
そのアカウントが会社のEnterpriseの場合は、管理者によるdotsの有効化が必要です。該当する条件を満たしていても段階提供による差があるため、表示だけを理由に契約を変更する前に、日本でのdots提供条件と自分の契約を照合すると判断しやすくなります。
ChatGPT dotsをスマホで作成する流れ
ChatGPT dotsの作成は、アプリ内でdotsを開き、表示される案内に沿って名前・外観・接続先を決める順に進めます。画面にdotsが出ていることを確かめてから、最初に頼みたい仕事を1つ選んでおくと、必要な接続先を絞れます。
- ChatGPTアプリでdotsを開く。作成の案内が表示されたら進み、名前や見た目を選びます。初期値のまま始め、後で変更することも可能です。
- 仕事に必要なプラグインを接続する。メールを整理するなら対応するメールサービスなど、実際に使うものを選び、接続アカウントと許可する操作を見ます。
- 成果物と確認条件を伝える。何を調べて何を返してほしいかを指定し、外部への送信を任せるかどうかも明示します。
- 結果を開いて根拠を確かめる。元のメールや資料と比べて期限・担当・抜けを確認し、違っていれば同じ会話で修正を依頼します。
出典:OpenAI「Get started with your dot」(英語)
最初の依頼は、結果を確かめやすい仕事にする
たとえば、必要なメールサービスを接続できた場合は、会議前に確認する項目の草案から始められます。次は依頼文の例で、日付と情報源を指定すれば、受け取った結果を元の情報と比べやすくなります。
接続したメールから、今週の商談について返答待ちの項目と期限を整理して。根拠のメールが分かる形で草案を返して、相手には送信しないで。
この依頼でも、接続しただけで送信まで任せたことにはなりません。どこまで自動で進めるか迷う場合は、dotsのメール送信と承認の条件を確認し、まず草案を受け取る範囲を決めておくと進めやすいでしょう。
ChatGPT dotsにPCの仕事を頼むときの条件
ChatGPT dotsは専用のクラウドコンピューターを持つため、自分のPCを接続しなくても始められます。スマホは指示や確認の入口になり、仕事がクラウド側で完結するなら、自分のPCをオフにしていても作業を続けられます。
dotのクラウドで行う仕事
自分のPCを使う仕事
一方、自分のPCにあるファイルや、そこで進めているCodexの仕事を頼む場合は、デスクトップアプリ側からPCを接続する必要があります。そのPCをdotが使う間は、オンラインでChatGPTアプリを開いておくという条件も変わりません。
出典:OpenAI「Connect computers and apps to your dot」(英語)
つまり、スマホでdotを作れた後も、PCの利用許可は別の設定です。Enterpriseではdotsの利用とローカルコンピューターへのアクセスが別に管理されるため、PCの資料を使わせる前に、自社で許可されている範囲を管理者へ確かめます。
出典:OpenAI「Manage dots permissions and capabilities」(英語)
利用量についても、dotとの会話と、ChatGPT WorkやCodexへ任せたタスクは区別されます。スマホから頼めても、作業が無制限になるわけではないため、継続して任せる前にdotsの料金と利用枠で消費先を確かめておきます。
よくある質問
QChatGPT dotsはiPhoneとAndroidで同時に全員が作成できますか?
A公式はモバイルアプリからの作成を案内していますが、OS別の一斉提供日や最低版数は、今回確認した案内では示されていません。手元の最新版アプリにdotsが表示されるかと、利用対象の条件を照合してください。
QスマホのSafariやChromeからdotを作れますか?
AモバイルWebは非対応なので、ChatGPTのモバイルアプリから進めます。PCではデスクトップアプリとデスクトップブラウザから作成できます。
QPCで先にChatGPT dotsを作っておく必要はありますか?
A先にPCで作る必要はなく、モバイルアプリから名前・外観・プラグイン接続まで設定できます。作成後は同じdotとのやり取りを別端末でも続けられます。
QProなのにスマホにdotsが表示されない場合は?
A対象でも段階提供中なので、最新版アプリ、ログインしている契約アカウント、地域・年齢条件を順に確かめます。対象を満たしていても、更新ですぐ表示されるとは限りません。
Q自分のPCを閉じてもdotは仕事を続けますか?
Aクラウドで完結する仕事は、自分のPCがオフでも継続できます。自分のPCを使う仕事には、接続済みでオンラインの状態と、ChatGPTアプリの起動が必要です。
QChatGPT dotsはFreeやPlusでも作成できますか?
A2026年10月17日時点の公式対象一覧にFreeとPlusは含まれていません。Proの対象階層、Business Premium、Enterpriseであっても段階提供の状況を確かめる必要があります。
最初は確認しやすい草案を1つ受け取る
ChatGPT dotsのスマホ対応で、PCを開く前に作成して仕事を頼むところまで進められます。対象条件とアプリの表示を確かめたら、まずは根拠を見返せる調査や草案を1つ受け取り、必要に応じて接続先を増やしていくとよいでしょう。
実践最初の成果物を見てから任せる範囲を広げる
スマホでの作成、アプリ接続、自分のPCの接続はそれぞれの段階です。最初の依頼では情報源・返してほしい形・送信の可否を伝え、結果を確認してから次の仕事を任せてください。