Rovoチャットとは
Rovoチャットとは、JiraやConfluenceなどの業務情報を手がかりに、質問、要約、下書き、操作支援を対話形式で行うAtlassian Rovoの機能です。一般的な知識を聞くだけでなく、自社の仕事の文脈で会話する窓口といえます。
英語表記:Rovo Chat
2026年7月時点で、Jira、Jira Service Management、Jira Product Discovery、Confluence、Bitbucket Cloudなどから開けます。参照できるのは、その利用者に閲覧権限がある情報です。
ファイルを探すならRovoサーチ、検索結果の要点はRovoスマートアンサー、人やチームの背景はRovoナレッジカードが担う役割。重い調査はRovoディープリサーチ、定型作業はRovoエージェントへ分け、背景のつながりをチームワークグラフが支えます。
社内情報を会話に持ち込む仕組み
例えば、「このプロジェクトの未解決課題を整理して」と聞くと、接続された作業データから手がかりを探します。会議に詳しい同僚へ、関連資料を見せながら質問する感覚に近いでしょう。
Rovoサーチが「探したいファイルや項目がある」場面に向く一方、Rovoチャットは「整理したい、下書きしたい、次の行動を考えたい」場面向き。使い分けると検索結果と生成文を混同しにくくなります。
経営者が見るべき運用ルール
活用の焦点は、チャット数ではなく、「何の判断が短縮されたか」です。議事録の要点整理、問い合わせの分類、チケット作成の下書きのように、結果を人が確認できる仕事から試します。
アクセス権が守られていても、回答が正しいとは限りません。契約、人事、法務、財務の判断は元資料へ戻って確認する運用が必要です。
Topic会話履歴はずっと残るわけではない
Atlassian公式サポートでは、Rovoチャットの質問と回答の履歴は30日保持され、本人だけが見られると説明されています。長期保管すべき決定事項は、チャット履歴に任せず正式な文書へ移す必要があります。
Rovoチャットに関するよくある質問
- Rovoチャットは権限のない社内資料も読めますか?
- Atlassian公式は、利用者がアクセスできる内容だけを使うと説明しています。ただし、元の共有設定が広すぎればその範囲で参照されるため、先に権限棚卸しが必要です。
- Rovoチャットの回答は会社の正式見解になりますか?
- なりません。AIの回答は情報整理の下書きと位置づけ、重要判断は責任者が元資料と根拠を確認します。
- Rovoチャットの履歴を議事録の代わりにできますか?
- 正式記録の代わりには向きません。2026年7月確認の公式仕様では会話履歴は30日保持のため、決定事項はConfluenceなどの正式な保管先へ移します。