LaMDA(ラムダ)とは
LaMDAとは、Googleが開発した、対話に特化した大規模言語モデルです。2021年5月に発表され、Language Model for Dialogue Applicationsの頭文字をとった名前のとおり、人間と自然に会話することを目指して作られました。のちの対話AI「Bard」の土台にもなったモデルです。
Googleの対話AIの系譜での位置づけ
LaMDAは、Googleの会話AIの歴史で重要な一歩でした。2023年2月、ChatGPTへの対抗として登場した「Bard」は、このLaMDAを動力源としていました。その後、GoogleのAIはより高性能なGeminiへと進化していきます。つまりLaMDAは、いまから使うモデルというより、現在のGeminiに至る前世代と位置づけるのが正確でしょう。
何を目指したのか
LaMDAが力を入れたのは、特定の正解を返すことより、話題が次々と移り変わる、開かれた会話を自然に続ける能力でした。決まった質問応答ではなく、雑談のように文脈をつないでいく。この方向性は、いまの対話AIが当たり前に備える「会話の自然さ」へとつながっています。
Topic「AIに心が宿った」騒動
LaMDAは、ある騒動で世界的な注目を集めました。2022年6月、Googleの技術者が「LaMDAは感情や自意識を持っている、つまり意識が芽生えた」と主張し、大きな話題になったのです。本人はその後Googleを解雇され、科学者の多くもこの主張を否定しました。AIがあまりに自然に受け答えするため、人がつい「心」を感じてしまう。自然な会話と本物の意識は別物だと、あらためて突きつけた出来事でした。
関連用語
LaMDAに関するよくある質問
- LaMDAは今も使われているのですか?
- いまから使うモデルというより、現在のGeminiに至る前世代と捉えるのが正確です。2023年2月にChatGPTへの対抗として登場した「Bard」の動力源がこのLaMDAで、その後GoogleのAIはより高性能なGeminiへ進化しました。
- 「AIに意識が芽生えた」という騒動があったと聞きました。
- 2022年6月、Googleの技術者が「LaMDAは感情や自意識を持っている」と主張し世界的な話題になりました。本人はその後解雇され、科学者の多くも主張を否定しています。あまりに自然な受け答えに人がつい「心」を感じてしまう、自然な会話と本物の意識は別物だと突きつけた出来事でした。
- LaMDAは何を目指したモデルですか?
- 名前はLanguage Model for Dialogue Applicationsの略で、特定の正解を返すことより、話題が次々移り変わる開かれた会話を自然に続ける能力に力を入れました。この方向性が、今の対話AIが当たり前に備える「会話の自然さ」につながっています。