ラベルとは
ラベルとは、AIに学習させるデータに添えられた「正解」を示す情報のことです。たとえば動物の写真に「猫」と書き添えておくと、その「猫」がラベルにあたります。AIは、こうした正解付きのデータをたくさん見比べることで、写真と正解の結びつきを少しずつ覚えていきます。
特徴量と対になる「答え」
ラベルは、AIへの入力である特徴量と対になる存在です。特徴量がAIに与える「問題」だとすれば、ラベルはその「答え」にあたります。写真というデータ(特徴量)に「猫」という正解(ラベル)を組にしたものを、たくさん用意するわけです。
このように正解が付いたデータを使う学び方を、教師あり学習と呼びます。日常語のラベル(値札やシール)とは違い、ここでのラベルは「データに添えた正解」を指す点だけ押さえておくと、話がすっきりとつながるでしょう。
ラベルの質がAIの精度を決める
AIの賢さは、与えるラベルの正確さに大きく左右されます。間違った正解を教えれば、AIは間違ったまま覚えてしまう。データにラベルを付ける作業はアノテーションと呼ばれ、多くの場合は人の手で一つずつ行われます。
経営の視点でいえば、ここが見落とされがちなコスト要因です。質のよいラベル付きデータをどれだけそろえられるかが、自社でAIを育てるときの勝負どころになります。手元のデータをただ集めるだけでなく、正解をていねいに付けておくことが効いてきます。
TopicいまのAIブームは、約5万人の手作業から始まった
ラベルに関するよくある質問
- (AIの)ラベルとは何ですか?
- AIに学習させるデータに添えられた「正解」を示す情報のことです。たとえば猫の写真に「猫」と書き添えておけば、その「猫」がラベルにあたります。値札やシールといった日常語のラベルとは違います。
- ラベルと特徴量はどう違いますか?
- 特徴量がAIに与える「問題」だとすれば、ラベルはその「答え」にあたります。写真(特徴量)に「猫」という正解(ラベル)を組にしたものを使う学び方を教師あり学習と呼びます。
- ラベルはAIの精度にどう影響しますか?
- 大きく左右します。間違った正解を教えればAIは間違ったまま覚えます。質のよいラベル付きデータをどれだけそろえられるかが、自社でAIを育てるときの勝負どころになります。