Sora(ソラ)とは

Soraとは、文章で指示すると短い動画を生成する、OpenAIのテキスト動画生成AIのことです。2024年2月に研究成果として発表され、同年12月9日にChatGPTの有料プラン(Plus・Pro)の利用者向けに、専用サイトで公開されました。文章から映像を作るほか、生成した動画を続きへ延長することも可能でした。Webとアプリでの提供は、2026年4月26日に終了しています。

文章から映像をつくる仕組みと限界

使い方はシンプルで、作りたい場面を言葉で書くと、それらしい動画が返ってきます。ただし複雑な物理や因果関係、左右の区別などは苦手で、見栄えは良くても細部が破綻することがありました。OpenAI自身が挙げた例は、人物がクッキーをかじっても、かじった跡が残らないというもの。悪用を防ぐため、公開版で作った動画には目に見える透かし(ウォーターマーク)と、出どころを記録するC2PAという情報が付けられていました。動画生成AIは便利な一方、まだ万能ではない、というわけです。

登場から終了までの歩み

Soraは2024年12月に一般公開され、2025年9月30日には後継のSora 2と専用アプリへと進みました。しかし2026年3月24日、OpenAIは開発者に終了を通知。Webとアプリでの提供は2026年4月26日に終わり、開発者向けのAPIも2026年9月24日で終了すると告知されました。発表からわずか2年あまりで、話題を呼んだ製品が役目を終えたことになります。動画生成AIを業務で選ぶときは、機能だけでなく提供がいつまで続くかも確かめたいところです。

Topic名前の由来は日本語の「空」

Soraという名前は、日本語の「空(そら)」が由来です。発表時の米紙の報道によると、研究者のTim Brooks氏やBill Peebles氏ら開発チームは、「限りない創造の可能性を思わせる」ことから、この名前を選んだといいます。世界中で使われたAI製品の名前に、日本語の一語が選ばれたというのは、なんだか少し誇らしい話です。

Soraに関するよくある質問

SoraとSora 2は、何が違うのですか?
Sora 2は、OpenAIが2025年9月30日に発表した後継モデルです。以前より物理的に正確で操作しやすく、会話や効果音などの音声も映像に合わせて作れる点が大きな違いです。外れたバスケットボールが不自然にゴールへ吸い込まれず、バックボードに跳ね返るような動きの再現が、例として挙げられました。
Soraで作った動画は、終了後どうなりますか?
OpenAIのヘルプによると、作った動画などのデータは sora.chatgpt.com/sunset から書き出せます。最終的な書き出し期間を設ける場合はメールで知らせるとされ、その期間が過ぎるとSoraに関するデータは完全に削除されます。購入済みのクレジットはCodexでも使えると案内されています。

Soraに関連する記事