GPT Image(ジーピーティーイメージ)とは

GPT Imageとは、文章で指示すると画像を作ったり、手元の画像を編集したりできる、OpenAIの画像生成AIのシリーズ名です。最初のモデル「gpt-image-1」は2025年4月23日に、開発者向けのAPIで公開されました。OpenAIによると、これはその前月からChatGPTの画像生成を支えていたのと同じモデルです。

DALL·Eから、どう引き継がれたのか?

ChatGPTでは2025年3月25日、標準の画像生成が、それまでのDALL·E 3から「GPT-4oの画像生成」に切り替わりました。文章を扱うモデル自身が、画像も描く方式。翌月、この同じモデルがAPIでは「gpt-image-1」という名前で開発者に開放され、これがGPT Imageシリーズの始まりになりました。一方のDALL·E 2とDALL·E 3は、APIでは2026年5月12日に提供を終えています。「OpenAIの画像生成=DALL·E」というイメージは、すでに古くなっているわけです。

シリーズの顔ぶれ

APIで公開されたモデルは、次のとおりです。

  • 2025年4月23日:gpt-image-1(最初のモデル)
  • 2025年10月6日:gpt-image-1-mini(費用を抑えた版)
  • 2025年12月16日:gpt-image-1.5
  • 2026年4月21日:GPT Image 2(gpt-image-2)
  • 2026年9月8日:GPT Image 2.5 Sunburst/Flare(編集の精度を重視するSunburstと、日常の生成を速く行うFlareの2種類)

ChatGPTの画面では、同じ世代の画像生成が「ChatGPT Images 2.0」「ChatGPT Images 2.5」という別の名前で提供されています。APIのモデル名とChatGPTの機能名は一致しないので、どちらの話をしているのかを確かめると取り違えを防げます。

古いモデルは、いつまで使える?

OpenAIは2026年4月22日、最初のgpt-image-1を2026年10月23日に停止すると告知しました。続いて6月2日には、gpt-image-1-mini、gpt-image-1.5、chatgpt-image-latestを2026年12月1日に停止すると告知しています。代わりに案内されているのは、いずれもgpt-image-2です。自社のサービスや社内ツールにAPIで画像生成を組み込んでいるなら、使っているモデル名を確かめ、期限までに切り替えておく必要があります。

TopicDALL·Eは「思い入れのある人」のために残された

2025年3月にChatGPTの画像生成が切り替わったとき、OpenAIは「DALL·Eに特別な思い入れがある人」のために、ChatGPTの中に作られたDALL·E専用のカスタムGPTから、DALL·Eを使い続けられるようにしました。新しい画像生成の反響は大きく、OpenAIによると最初の1週間だけで1億3,000万人以上が、7億枚を超える画像を作ったといいます。旧来のファンへの配慮を残しつつ、主役は一気に入れ替わったのです。

GPT Imageに関するよくある質問

GPT Imageで作った画像だと、あとから見分けられますか?
手がかりはあります。OpenAIのヘルプによると、ChatGPT・Codex・APIで作った対応画像には、出どころを記録するC2PAメタデータと、画像そのものに埋め込む見えない透かし(SynthID)の2つが付き、openai.com/verifyで確かめられます。ただしメタデータは編集や形式変換、共有の途中で消えることがあり、何も見つからなくても「AIで作っていない」とは言い切れません。
APIに送った画像や指示文は、AIの学習に使われますか?
OpenAIは、gpt-image-1をAPIで公開した際の発表で、既定ではAPI経由のデータを学習には使わないと説明しています。未公開の商品写真や社内資料を扱う場合は、自社が契約している利用形態の条件もあわせて確認しておくと安心です。

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