GPT-4o(ジーピーティーフォーオー)とは

GPT-4oとは、OpenAIが2024年5月13日に公開した言語モデルです。登場時はChatGPTで選べるモデルのひとつで、テキストと画像を入力として受け取り、テキストで応答を返しました。GPT-4の系統に連なるモデルで、登場時は文章と画像を一つのモデルでまとめて扱える設計と、応答の速さで注目を集めました。

英語の文章やコーディングでは前世代のGPT-4 Turboと同等の力を保ちつつ、英語以外の言語や画像の扱いで力を伸ばした点が特徴です。一度に読み込める文章の量は約12万8千トークン。トークンはAIが文章を区切る細かな単位で、この広さなら長めのレポートや資料を丸ごと1本渡しても処理できる、とイメージするとつかみやすいでしょう。学習データの基準となる時点は2023年10月です(OpenAI公式の記載に基づく・2026年6月時点)。

ただし2026年9月の時点で、GPT-4oはこれから使い始めるモデルではありません。ChatGPTの画面からは2026年2月13日に外れました。開発者向けAPIには2024年5月13日版(gpt-4o-2024-05-13)が残っていますが、OpenAIの廃止予定表はこれを2026年10月23日に停止すると案内し、移行先としてGPT-5.6系のgpt-5.6-solを挙げています。GPT-4oを前提に社内の仕組みを組んでいるなら、この日付が置き換えの期限だと考えてください。

TopicGPT-4oの「o」は何の略?

GPT-4oの「o」はomni(オムニ=全方位)の頭文字です。文章や画像など複数の種類の情報を一つのモデルでまとめて扱う、という方針が名前に込められています。ちなみに推論に特化した「oシリーズ」(o1など)とは名前が似ていますが別系統で、混同されやすいので用途で選ぶときは区別しておくとよいでしょう。

GPT-4oに関するよくある質問

「gpt-4o」で始まる音声や文字起こしのモデルも、同じ日に止まるのですか?
止まる日は別々です。OpenAIの廃止予定表では、音声のgpt-4o-audioとリアルタイム応答のgpt-4o-realtimeが2027年1月20日、文字起こしのgpt-4o-transcribeが2027年2月26日に停止と案内されています。名前の頭が同じでも役割ごとに期限が違うので、使っている機能の単位で確かめるのが安全でしょう。
GPT-4oが読み込める量は、あとの世代と比べるとどのくらいですか?
OpenAIの開発者向け資料が2026年9月時点で示すGPT-5.6 Solの上限は約105万トークンで、GPT-4oのおよそ8倍にあたります。長い資料をまとめて渡す使い方では、この差がそのまま作業の進めやすさに響きます。

あわせて読みたい記事