Nemotron(ネモトロン)とは

Nemotronとは、半導体大手のNVIDIAが公開している、オープンなAIモデルです。重みを公開するオープンウェイトのモデルで、DeepSeekMetaLlamaと同じく、誰でも入手して動かせます。自律的に長く働くAIエージェント向けに作られているのが特徴です。

どんなモデルか

2025年12月に発表されたNemotron 3には、用途に応じてNano・Super・Ultraの3種類があります。いずれも、一部の専門家だけを働かせるMixture of Experts(MoE)という効率的な仕組みを採り、最大100万トークンという長い文脈を扱えるのも強みです。長い文章をまとめて読み込めるため、何段階もの作業を続けるエージェントや、複数のエージェントが連携する用途に向いています。Hugging FaceやAWS Bedrockなど、さまざまな場所から利用できます。

どんな立ち位置か

Nemotronは、オープンウェイトの大規模モデルという土俵で、DeepSeekやLlamaと並ぶ選択肢です。重みが公開されているため、データを外に出したくない企業が自前の環境で動かしやすい利点があります。経営の視点では、特定のAI企業のサービスに縛られず、自社で抱え込める選択肢が増えていることを示す一例といえるでしょう。

Topic「スコップを売る会社」が金脈も掘る

NVIDIAは、AIの計算を担うGPU(半導体)で知られる会社です。ゴールドラッシュでいえば「採掘用のスコップを売る側」にあたります。そのNVIDIAが、NemotronでAIモデルそのものまで自ら作って公開しているのは興味深い動きです。道具を売る会社が金脈も掘り始めた格好で、しかも長時間働き続けるエージェント向けに設計している点が、今のAIの潮流を映しています。

Nemotronに関するよくある質問

Nemotronはどこの会社のモデルですか?
半導体大手のNVIDIAが公開しているオープンなAIモデル群です。重みを公開するオープンウェイトのモデルで、DeepSeekやMetaのLlamaと同じく誰でも入手して動かせます。自律的に長く働くAIエージェント向けに作られているのが特徴です。
Nemotronはどんな立ち位置のモデルですか?
オープンウェイトの大規模モデルという土俵で、DeepSeekやLlamaと並ぶ選択肢です。重みが公開されているため、データを外に出したくない企業が自前の環境で動かしやすく、特定のAI企業のサービスに縛られず自社で抱え込める選択肢が増えていることを示します。
半導体の会社がAIモデルを作るのは意外では?
NVIDIAはAIの計算を担うGPUで知られ、ゴールドラッシュでいえば「採掘用のスコップを売る側」にあたります。そのNVIDIAがNemotronでAIモデルそのものまで作って公開しているのは、道具を売る会社が金脈も掘り始めた格好で、しかも長時間働き続けるエージェント向けに設計している点が、今のAIの潮流を映しています。