Gemini Embedding 2とは
Gemini Embedding 2とは、テキスト、画像、音声、動画、文書などを検索や分類に使いやすいベクトルへ変換するGemini APIのembeddingモデルです。embeddingとは、文章や画像の意味を数字の並びに変換し、近い内容同士を見つけやすくする技術です。社内文書検索、FAQ分類、画像と説明文の照合など、生成AIの裏側で「探す」「似ているものを見つける」役割を担います。
英語表記: Gemini Embedding 2
モデルID: gemini-embedding-2。Google公式ドキュメントではGemini APIのmultimodal embedding modelとして案内されている。
検索キーワードではなく意味の近さで探す
通常の検索は、入力したキーワードが文章に含まれるかを重視する仕組みです。embeddingを使うと、言い回しが違っても意味が近い情報を探しやすくなります。たとえば「解約したい」と「契約を止める方法」は、文字は違っても同じ問い合わせに近い、という判断が可能です。Google公式ドキュメントでは、Gemini Embedding 2がテキストだけでなく画像や音声なども同じ意味空間で扱うモデルとして説明されています。
File SearchやRAGの土台になる
Gemini File Search multimodal searchのような仕組みでは、ファイルをそのまま読むだけでなく、検索しやすい形へ変換して索引を作ります。その土台にあるのがembeddingです。経営側で考えるべきことは、モデル名よりも、何を検索対象にするか、古い資料をどう除外するか、顧客情報を入れてよいかです。検索品質は、モデルだけでなく投入するデータの整理にも左右されます。
Topic似ているかどうかは距離で見る
embeddingでは、文章や画像を数字の座標のように扱うイメージです。Google公式ドキュメントでも、cosine similarityを使ってembedding同士の近さを見る例が示されています。これは、言葉の表面が一致するかではなく、意味の距離が近いかを見る考え方です。検索結果の「なんとなく近い」を、システムが扱える数字にするのがembeddingの要点です。
Gemini Embedding 2に関するよくある質問
- Gemini Embedding 2は文章生成モデルですか?
- 文章をそのまま生成するモデルではありません。情報をベクトルに変換し、検索、分類、類似度判定に使うためのモデルです。
- Embeddingは経営やマーケティングで何に使えますか?
- 社内文書検索、FAQの近い質問の判定、商品画像と説明文の紐づけ、問い合わせ分類などに使えます。検索キーワードが完全一致しなくても近い内容を探せる点が利点です。
- ベクトルは担当者が直接読むものですか?
- 通常は読みません。人が見るのは検索結果や分類結果で、ベクトルはシステムが近さを計算するための裏側の表現です。