Sarvam 105Bとは

Sarvam 105Bとは、インドのSarvam AIが2026年3月6日に公開した、複数の専門部品を使い分ける推論向けの大規模言語モデルです。2026年7月時点で、公開重みを自社運用する方法と公式APIを利用する方法があります。インド言語を重視しつつ、推論、コード、AIエージェントを幅広く扱うモデル

英語表記:Sarvam-105B(モデルID:sarvam-105b)

すべてを毎回動かさない大型モデル

Sarvam 105Bは、混合エキスパートと呼ぶ方式を使います。大勢の専門家を用意し、質問ごとに一部だけが担当するチームのような設計です。公式仕様の105B以上という数字はモデル全体の大きさであり、その全部を毎回同じように使う意味ではありません。

大きな倉庫から必要な棚だけを開けるように計算量を抑えます。ただし、重み全体の保存や読み込みには大きな計算基盤が必要です。「一部だけ動く」と「小さなモデル」は別の話

公開重みとAPIは、費用の場所が違う

公式はSarvam 105BをApache 2.0で公開し、クラウドAPIでも提供しています。公開重みならデータの置き場所や設定を細かく管理できますが、GPU、保守、監視を自社で用意します。APIは運用を外に任せやすい一方、利用量とデータ取り扱いの確認が欠かせません。

ライセンス料、計算基盤費、運用人件費を分けると、「オープンだから無料」という誤解を防げます。選ぶのはモデルだけでなく、運用形態です。

多言語導入では日本語と対象言語を別々に試す

Sarvam 105Bはインド言語の対応を重視したモデルです。インド拠点の顧客対応、社内文書の検索、開発支援などは候補ですが、公式の幅広い言語対応は自社用語の正確さを保証しません。

言語ごとに正解例と禁止例を用意し、別々に採点するのが導入の基本です。英語で合格した指示が、ヒンディー語や日本語で同じように動くとは限りません。

Topic計算基盤までインド国内で用意された

Sarvam AIは、Sarvam 105Bの学習をインド政府のIndiaAI missionが提供した計算基盤で行ったと説明しています。データ、モデル構造、計算を動かす部品までインド国内で開発したという点が、単なる言語対応モデルとは違う背景です。

Sarvam 105Bに関するよくある質問

Sarvam 105Bは自由に社内サーバーへ置けますか?
公式はApache 2.0で重みを公開しています。ただし、大きなモデルのため、GPU容量、保守、セキュリティ対応まで含めて判断します。
Sarvam 105Bは日本語の仕事にも使えますか?
多言語を扱うモデルですが、公式の重点はインド言語です。日本語の社内用語、数値、尊敬語などを実際のデータで検証してください。
Sarvam 30Bと105Bはどちらを選べばよいですか?
公式は30Bを速度重視、105Bを複雑な推論やエージェント向けと整理しています。応答時間と自社タスクの正確さを同じ条件で比較します。

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