GPT-5.6の料金は高いか【Sol 5ドル・Luna 1ドルのAPI単価比較】
GPT-5.6は、業務ごとにモデルを分けるだけでAPI予算を管理しやすくなります。
Sol・Terra・Lunaの単価と、安さだけで決めない比較軸を一緒に見てみませんか?
GPT-5.6のAPI料金は、使うモデルを分けるだけで同じ処理量の請求額が大きく変わります。ただし、単価が低いモデルほど自社業務でも得になるとは限りません。
2026年7月時点の通常料金は、100万トークン当たりSolが入力約5ドル(約810円)・出力約30ドル(約4,860円)、Terraが入力約2.50ドル(約405円)・出力約15ドル(約2,430円)、Lunaが入力約1ドル(約162円)・出力約6ドル(約972円)です。
GPT-5.6の料金比較では、1件を合格品質で完了する総費用まで見てください。
結論最初の候補はTerra、重要業務はSol、大量定型処理はLuna
これは固定的な正解ではありません。同じ評価データで品質、再試行、人の修正時間、API費用を測り、業務ごとに採用モデルを決めます。
GPT-5.6料金比較の結論|Sol・Terra・LunaのAPI単価
OpenAIは2026年7月9日、GPT-5.6をChatGPT、Codex、APIで一般提供しました。APIにはSol・Terra・Lunaがあり、`gpt-5.6`という短いモデル名はSolを指します。
| モデル | 入力 | キャッシュ入力 | 出力 |
|---|---|---|---|
| Sol | 約5ドル(約810円) | 約0.50ドル(約81円) | 約30ドル(約4,860円) |
| Terra | 約2.50ドル(約405円) | 約0.25ドル(約41円) | 約15ドル(約2,430円) |
| Luna | 約1ドル(約162円) | 約0.10ドル(約16円) | 約6ドル(約972円) |
APIの従量課金はChatGPTの月額プランとは別です。月額契約で使える範囲を知りたい場合はChatGPT側のプランを、システム連携の費用を知りたい場合はAPI料金を確認します。
出典: OpenAI「Introducing GPT-5.6」(英語)
出典: OpenAI Developers「Models」(英語)
Solで任せられる業務と人が確認する境界は、GPT-5.6 Solの企業導入で決める線引きも参考にしてください。
GPT-5.6の料金は高いか|旧モデルと同額の階層もある
通常のAPI単価だけを比べると、GPT-5.6 SolはGPT-5.5と同額、TerraはGPT-5.4と同額です。そのため、GPT-5.6になったから一律に値上がりしたとはいえません。
見るべきなのは、生成1回の費用より合格するまでの費用です。Lunaで3回やり直し、人が長く修正する業務なら、最初からTerraやSolを使ったほうが総費用を抑えられる場合があります。
GPT-5.6 API料金を月間トークン量で試算
月間の入力が1,000万トークン、出力が200万トークンで、キャッシュや追加ツールを使わない場合を比べます。トークンはAIが読み書きする文章量の単位です。
| モデル | 入力費用 | 出力費用 | 合計 |
|---|---|---|---|
| Sol | 約50ドル(約8,100円) | 約60ドル(約9,720円) | 約110ドル(約17,820円) |
| Terra | 約25ドル(約4,050円) | 約30ドル(約4,860円) | 約55ドル(約8,910円) |
| Luna | 約10ドル(約1,620円) | 約12ドル(約1,944円) | 約22ドル(約3,564円) |
同じ処理量ならTerraはSolの半分、LunaはSolの5分の1です。ただし、請求額だけを見ず、生成AIコストを部署別に見える化する方法のように用途と成果を同じ表へ残します。

GPT-5.6料金が想定より増える3つの条件
- 出力が長い
3モデルとも出力単価は入力単価の6倍です。不要な長文を毎回生成すると請求へ響きます。 - 入力が272,000トークンを超える
当該リクエスト全体で入力料金が2倍、出力料金が1.5倍になります。 - キャッシュを書くだけで再利用しない
キャッシュ入力は通常の10分の1ですが、書込は通常入力の1.25倍です。
注意長文割増は超過分だけではない
272,000入力トークンを超えた場合、割増はリクエスト全体に適用されます。長い資料は分割や検索を使い、必要な部分だけモデルへ渡す設計を検討してください。
出典: OpenAI Developers「GPT-5.6 Sol」(英語)
出典: OpenAI Developers「Prompt caching」(英語)
本番では請求の上限も必要です。生成AIの費用上限設定と生成AI APIの管理台帳を先に用意すると、モデル変更後も追跡しやすくなります。
価格差を業務別に判断する
GPT-5.6の選択は、モデルの優劣ではなく業務の失敗コストと処理量で分けます。小型モデルにも確認が必要な理由は、GPT-5.6安全評価から見る社内利用の線引きで整理しています。
Sol
失敗時の損失が大きく、品質を優先する業務。
Terra
品質と費用のバランスを取りたい一般業務。
Luna
分類や抽出など、合格基準が明確な大量処理。
GPT-5.6料金比較は少数サンプルから始める
まず実際の業務から匿名化した代表データを選び、3モデルへ同じ入力と出力条件を渡します。正解率、再試行率、人の修正時間、1件当たりAPI費用を記録してください。
1週間程度の小さな比較で採用条件を残せば、価格改定やモデル更新があっても同じ評価を繰り返せます。利用回数ではなく成果を見るには、AI導入KPIの成果測定も併用できます。
次の一歩全社標準より業務別の振り分けを先に決める
判断表を作る時間が取れない場合は、AI経営手帖の相談窓口で、対象業務と評価項目の整理からご相談いただけます。
API料金のFAQ
QGPT-5.6のAPI料金はいくらですか?
A2026年7月時点、100万トークン当たりSolは入力約5ドル(約810円)・出力約30ドル(約4,860円)、Terraは入力約2.50ドル(約405円)・出力約15ドル(約2,430円)、Lunaは入力約1ドル(約162円)・出力約6ドル(約972円)です。
QGPT-5.6 SolとLunaの料金差は何倍ですか?
A通常の入力・出力単価はSolがLunaの5倍です。実際の総費用は再試行率と人の修正時間でも変わります。
QGPT-5.6 API料金はChatGPT月額に含まれますか?
AAPIの従量課金とChatGPTの月額プランは別です。システム連携ではAPI使用量に応じて請求されます。
Q272,000入力トークンを超えると料金はどうなりますか?
A当該リクエスト全体で入力料金が2倍、出力料金が1.5倍になります。長文は分割や検索の利用を検討してください。
QGPT-5.6の料金を抑える方法はありますか?
A業務別のモデル振り分け、固定プロンプトのキャッシュ、不要な長文出力の削減が候補です。品質低下による再試行も同時に測ります。