Udio(ユーディオ)とは

Udioとは、作りたい曲のイメージを文章で打ち込むだけで、歌声や演奏のついた楽曲を作り出すAI音楽生成サービスです。2024年に公開され、Sunoと並ぶ二大サービスとして知られています。

文章だけで1曲を丸ごと作る

使い方はシンプルです。「明るいポップス、夏、ピアノ中心」といった具合に曲の雰囲気や歌詞のイメージを言葉で指定すると、メロディー・伴奏・歌詞・歌声までそろった完成曲が返ってきます。楽器が弾けなくても、楽譜が読めなくてもかまいません。よく比較されるSunoとは、音楽生成という土俵は同じで、得意な作風や使い勝手で好みが分かれるところです。

権利をめぐる訴訟と和解

Udioを語るうえで外せないのが、学習データの権利問題です。2024年6月、米レコード協会がSunoとUdioを著作権侵害で提訴し、許諾なく大量の楽曲を学習に使ったと主張しました。その後Udioは大手レーベルとライセンス契約を結び、ユニバーサル ミュージックとは和解して、許諾済みの楽曲で学習する新しい音楽サービスを共同で開発する流れになっています。とはいえ係争が続く部分もあり、商用で使うなら利用規約と権利関係の確認が欠かせません

BGMやジングルの内製に

仕事では、動画のBGM、店舗やイベントのジングル、社内向けの楽曲などを外注せずに用意する使い方が考えられます。これまで作曲家への発注やフリー素材探しにかけていた手間を、たたき台づくりでは軽くできるでしょう。ただし前述のとおり、権利の扱いはまだ流動的。表に出す制作物に使う際は、規約を読み込んだうえで慎重に判断したいところです。

TopicAIが作った曲が、ヒット曲にサンプリングされた

2024年、Udioで作られた「BBL Drizzy」という楽曲が大きな話題になりました。あるコメディアンがUdioで生み出した曲を、有名プロデューサーのMetro Boominがリミックスし、ラッパー同士の応酬のなかで一気に拡散。Xで2300万回を超えて再生されました。さらにこの曲は別のヒット曲にサンプリングされ、AIが作った楽曲が商用リリースに取り込まれた初期の事例とされています。AIの作曲が、音楽ビジネスの現場に入り込み始めた瞬間でした。

Udioに関するよくある質問

UdioとSunoは何が違いますか?
どちらも文章から歌声つきの楽曲を作るAI音楽サービスで、二大サービスと呼ばれます。基本の役割は近く、得意な作風や操作感、料金プランなどで好みが分かれます。
Udioで作った曲は商用利用できますか?
プランや規約によります。学習データをめぐる訴訟や和解の経緯があるため、表に出す制作物に使う場合は、最新の利用規約と権利関係の確認が前提になります。
音楽の知識がなくても曲を作れますか?
作れます。楽器の演奏や楽譜の知識は不要で、曲の雰囲気や歌詞のイメージを文章で指定すれば、歌声・伴奏のそろった完成曲が生成されます。

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