QwQとは

QwQとは、中国アリババが開発した、答えを出す前に思考の過程をたどる推論特化のAIモデルのことです。アリババの言語モデルQwenの兄弟にあたり、特に数学やプログラミングのように筋道を立てて解く問題を得意とします。

一歩ずつ考えてから答える

ふつうの言語モデルは、質問に対してすぐ答えを返します。QwQは、いったん頭の中で順を追って考えてから答えるように作られた推論モデルです。OpenAIo1と同じ系統で、難しい問題ほど力を発揮します。計算や論理を要する作業で、下書きや検算の相棒として使える性質を持ちます。重みはApache 2.0で公開され、誰でも自社で動かせるオープンウェイトとして提供されました。

登場時期

まず実験的なプレビュー版が2024年11月に公開され、正式版のQwQ-32Bが2025年3月に登場しました。名前の末尾の「32B」は、抱えるパラメータ320億ほどであることを表します。推論モデルが各社から相次いで出た時期に、オープンウェイトの選択肢の一つとして注目を集めています。

Topic小さくても、桁違いに大きいモデルに迫った

「QwQ」は公式には「Qwen with Questions(問いを持つQwen)」の略です。注目されたのは規模で、総320億ほどのQwQが、総6,710億(実際に動くのは約370億)のDeepSeek-R1に匹敵する推論の成績を出したと公称された点です。パラメータの数だけが賢さを決めるわけではない、と示した一例になっています。

QwQに関するよくある質問

QwQはふつうの言語モデルと何が違うのですか?
ふつうの言語モデルは質問にすぐ答えますが、QwQはいったん頭の中で順を追って考えてから答える推論モデルです。OpenAIのo1と同じ系統で、数学やプログラミングのように筋道を立てて解く問題を得意とします。重みはApache 2.0で公開され、誰でも自社で動かせます。
「QwQ」という名前は何の略ですか?
公式には「Qwen with Questions(問いを持つQwen)」の略で、アリババの言語モデル群Qwenの兄弟にあたります。末尾の「32B」はパラメータが320億ほどであることを表します。
QwQはどれくらいの実力ですか?
注目されたのは規模です。総320億ほどのQwQが、総6,710億(実際に動くのは約370億)のDeepSeek-R1に匹敵する推論成績を出したと公称されました。パラメータの数だけが賢さを決めるわけではない、と示した一例です。なお実験的プレビューが2024年11月、正式版QwQ-32Bが2025年3月に登場しました。