Siri AI(シリ・エーアイ)とは

Siri AIとは、個人の文脈、画面上の内容、ウェブ情報、アプリ操作を組み合わせる、Siriの新しいバージョンです。次世代のApple Intelligenceを使い、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple Vision Proへ組み込まれる計画。質問に答えるだけでなく、利用者の情報を探してアプリ上の作業まで進めるアシスタントです。

公式名称:Siri AI
提供者:Apple
提供状況:英語ベータ版(2026年9月18日時点)

従来のSiriから何が変わる?

Siri AIは、メッセージ、メール、写真などにある個人の文脈を手掛かりにできます。画面内容の認識、ウェブ検索、対応アプリでの操作も特徴です。専用のSiriアプリなら、複数のApple製品をまたいだ会話履歴も確認可能。

Apple Intelligence全体とSiri AIは同じ意味ではありません。Apple Intelligenceには写真編集や文章作成など複数の機能があり、Siri AIはその基盤を使うアシスタントです。OS全体のAI機能の一つとしてSiriが作り直されたと捉えると区別しやすいでしょう。

日本語ではいつ使える?

2026年9月18日時点では、英語のベータ版を提供中。Appleは、日本語のベータ版を2026年10月に始める予定です。フランス語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語も同時期の対応予定に含まれます。

対応する製品を持っていても、言語、地域、OSごとの条件に注意が必要です。Appleアカウントの地域が中国本土だと動きません。EUでは初期段階としてiPhone・iPad・Apple Watchで使えず、MacとApple Vision Proだけが対象です。「Siri AI対応」と「日本語で全機能を使える」を同じ意味にしないことが重要です。

機器の条件も限られます。Appleの案内では、iPhoneはiPhone 15 Pro/15 Pro Max/16以降とiPhone Air、iPadはM1以降とiPad mini(A17 Pro)、MacはM1以降とMacBook Neo(A18 Pro)、Apple WatchはSeries 9以降・Ultra 2以降・SE 3。さらに、設定で有効にしても順番待ちの列に入り、待ち時間はまちまちです。社用端末で試すなら、機種の確認と「すぐには始まらない」前提を先に共有するとよいでしょう。

業務利用では何を確認する?

個人のメールや写真を横断して探せる機能は便利ですが、仕事用と私用のデータ境界を曖昧にしやすくなります。会社管理の端末では、利用できるアプリ、通知に表示される情報、重要操作の権限、会話履歴が確認対象です。

試行では、予定の検索や定型メールの下書きなど、取り消しやすい仕事から始めるとよいでしょう。正しく答えたかだけでなく、どの情報を参照し、どの操作を実行したかを確認して利用範囲を広げると安全です。

TopicApple Watchでは文字入力できない

Appleのサポート情報は、Siri AIをApple Watchでも使える一方、現時点では文字を入力して頼む機能を利用できないと案内しています。会議中や声を出せない場所で使う場合、同じSiri AIでも機器によって操作方法が変わります。対応機器の一覧だけでなく、必要な入力方法まで確認することが大切です。

Siri AIに関するよくある質問

Siri AIの全機能を回数制限なく使えますか?
Appleは、サーバー側で処理する一部機能に日ごとの利用上限があると案内しています。将来は利用枠を広げる有料の選択肢も予定されているため、利用時の条件を確認してください。
専用のSiriアプリは何に使いますか?
Siri AIとの会話を一覧し、Apple製品をまたいで履歴を確認するために使います。従来の音声呼び出しだけでなく、会話を後から続ける入口になります。
会社の管理端末でも同じ機能を使えますか?
端末管理の設定、アカウント、地域、言語、アプリ側の対応で変わります。個人端末で使えることを根拠にせず、管理者の設定と許可を確認してください。

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