RLAIFとは

RLAIFとは、AIの回答を「人間の代わりにAIが評価」し、その評価をもとにモデル訓練していく手法のことです。Reinforcement Learning from AI Feedback(AIフィードバックによる強化学習)の略で、人間が評価役を務めるRLHFの「評価する人」をAIに置き換えたもの、と考えると分かりやすいでしょう。

RLHFとの違い

両者の枠組みは、よく似ています。違いは、出力の良し悪しを誰がランク付けするか。RLHFは人間が、RLAIFはAIが評価役を担います。人手による評価は質が高い一方で、費用と時間がかかり、人によって判断もぶれがち。AIに任せれば、大量の評価を安く・速く・一貫して行えるのが大きな利点になります。

憲法AIとのつながり

RLAIFを代表的に用いるのが、Anthropicの「憲法AI(Constitutional AI)」です。あらかじめ定めた原則(憲法)に沿っているかどうかをAI自身が判定し、その評価で学習を進めます。人間が一つひとつ確認しなくても、原則に照らして自動で方向づけできる。これが、AIの安全性を保ちながら開発の規模を広げるための工夫の一つになっています。

Topic自分の答えを、自分で採点して直す

RLAIFの面白さは、AIが評価役まで兼ねる点にあります。憲法AIでは、AIが定められた原則(憲法)に照らして自分の出力を批評し、より良い答えに書き直すという、いわば「自分の答案を自分で採点して直す」ような工程です。人間がつきっきりで見なくても品質を保てる一方、「では、その採点者を誰が採点するのか」という新しい問いも生んでいます。

RLAIFに関するよくある質問

RLAIFでは、AIが自分の答えを自分で採点するのですか?
そうです。RLAIFの面白さは、AIが評価役まで兼ねる点にあります。憲法AIでは、AIが定められた原則に照らして自分の出力を批評し、より良い答えに書き直します。人間がつきっきりで見なくても品質を保てる一方、「では、その採点者を誰が採点するのか」という新しい問いも生んでいます。
RLAIFはRLHFと何が違いますか?
出力の良し悪しを誰がランク付けするかが違います。RLHFは人間が、RLAIFはAIが評価役を担います。AIに任せると大量の評価を安く・速く・一貫して行えるのが利点です。
RLAIFはどこで使われていますか?
代表例がAnthropicの「憲法AI(Constitutional AI)」です。あらかじめ定めた原則に沿っているかをAI自身が判定し、その評価で学習を進めます。