REST(レスト)とは
RESTとは、Web上でソフト同士がやりとりするための、設計の「流儀(作法)」のことです。Representational State Transferの略で、多くのWeb APIがこのRESTの考え方にもとづいて作られています。決まった作法に沿うことで、異なるソフトどうしがスムーズに連携できるわけです。
どんな考え方なのか
RESTでは、扱う対象(データ)をURL(住所)で名指しし、決まった操作で読み書きします。やりとりは一回ごとに完結し、前のやりとりの状態を引きずらない(ステートレス)のが特徴です。シンプルで拡張しやすく、Webの巨大な規模に耐えることを狙って整理された作法で、私たちが日々使うWebサービスの多くが、この流儀で動いています。
AIとの関わり
いまのAI活用でも、RESTは身近な存在です。ChatGPTやClaude、GeminiといったAIをWeb API経由で呼び出すとき、その多くがREST形式でやりとりされます。決まった作法に沿ってお願いを送れば結果が返るため、AIを自社システムに組み込む際の共通の土台になっています。
TopicもとはWebそのものを説明する理論だった
RESTは、2000年にロイ・フィールディングという研究者が、博士論文で定義した考え方です。もともとはWeb(World Wide Web)そのものの仕組みを説明し、その設計を導くために生まれました。私たちが何気なくブラウザでページを開く、その動きの裏側にも、実はこのRESTの発想が息づいています。
関連用語
RESTに関するよくある質問
- RESTとAPIは同じものですか?
- 同じではありません。RESTはWeb上でソフト同士がやりとりするときの設計の「流儀(作法)」で、多くのWeb APIがこのRESTの考え方にもとづいて作られています。RESTという作法に沿って作られたAPIが「REST API」です。
- RESTはAIとどう関係するのですか?
- ChatGPTやClaude、GeminiといったAIをWeb API経由で呼び出すとき、その多くがREST形式でやりとりされます。決まった作法でお願いを送れば結果が返るため、AIを自社システムに組み込む際の共通の土台になっています。
- 「REST」という名前の由来は?
- Representational State Transferの略で、2000年にロイ・フィールディングが博士論文で定義しました。もともとはWeb(World Wide Web)そのものの仕組みを説明し、その設計を導くために生まれた考え方です。