マーテックとは

マーテックとは、マーケティングの仕事を支えるソフトやツールの総称で、英語のMarketing(マーケティング)とTechnology(技術)を組み合わせた言葉です。メール配信、アクセス解析、広告運用、顧客管理など、マーケティングを効率よく・賢く進めるためのデジタル道具すべてをまとめてこう呼びます。

英語表記:Marketing Technology(略称MarTech)

マーテックでできること

カバーする範囲はとても広いのが特徴です。代表的なものに、見込み客への自動メール配信、Webサイトのアクセス解析、広告の出稿管理、顧客情報を束ねる仕組み(CRMやカスタマーデータプラットフォーム)などがあります。これらを目的に合わせて組み合わせた全体の構成を「マーテックスタック」と呼びます。広告に特化した技術(アドテック)と重なる部分もありますが、マーテックはもっと幅広く、顧客との関係づくり全般を支える点が違いといえるでしょう。

経営の視点は「多さ」より「使いこなし」

選べるツールは膨大で、便利そうに見えるものがいくらでも見つかります。ただ、数を増やすほど連携や運用は複雑になり、使われないまま費用だけがかさむこともあります。大事なのは、自社の課題に本当に効く道具を絞り込み、データがつながる形で組み合わせること。経営の立場では「どれを入れるか」と同じくらい「入れたものをどう使い切るか」を見ておきたいところです。

Topic13年で約150から1万超へ、爆発したツールの数

マーテックの広がりを示す有名な業界地図に、スコット・ブリンカー氏の「マーケティング・テクノロジー・ランドスケープ」があります。2011年の初版では約150ツールだったのが、2024年版では14,106製品にまで膨れ上がりました。近年とくに数を押し上げているのが生成AIで、AIを土台にした新しいツールが次々と生まれています。便利になった一方で、「多すぎて選べない」のが担当者の本音かもしれません。

マーテックに関するよくある質問

マーテックと「MA(マーケティングオートメーション)」は同じものですか?
MAはメール配信や見込み客の管理を自動化するツールで、マーテックという大きな分類の中の一つです。マーテックはMAやCRMなどを含む、もっと広い総称だと考えてください。
マーテックスタックとは何ですか?
自社で使う複数のマーテックを、目的に沿って組み合わせた全体の構成のことです。個々をバラバラに導入するより、データを連携できる形で組むほど効果を発揮します。
中小企業でもマーテックは使えますか?
無料や低価格のツールも多く、規模に関わらず始められます。まずはメール配信やアクセス解析など、効果が見えやすいものから少しずつ取り入れるのが現実的です。

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