AutoGen(オートジェン)とは
AutoGenとは、Microsoft Researchが公開した、複数のAIエージェントが協力して動くアプリを作るためのオープンソースのフレームワークです。役割の違うAI同士が「会話」しながらタスクを分担して進める、マルチエージェントの考え方を扱いやすくしたのが特徴でした。
AutoGenの特徴
ひとつのAIにすべてを任せるのではなく、書き手役・検証役・実行役といった役割ごとにAIを分け、それぞれがやり取りしながら答えを練り上げるのがマルチエージェントの発想です。AutoGenはこうした複数エージェントの連携を、開発者が組み立てやすい部品として提供しました。2025年初頭の大きな改修(v0.4)では、土台をイベント駆動・分散型の設計へと作り直し、より大規模な利用に耐えられるようにしています。
どんな立ち位置か
AutoGenは2023年9月にMicrosoft Researchがオープンソースとして公開しました。その後、Microsoftの別のフレームワーク「Semantic Kernel」と統合され、2025年10月に後継の「Microsoft Agent Framework」がプレビュー公開、2026年4月にその正式版が登場しています。これに伴いAutoGen自体は新機能の追加を終え、修正中心の保守的な位置づけへ移りました。エージェント開発の土台としてはLangChainなどと並ぶ存在で、Microsoftがこの分野をどう束ねようとしてきたかを映す一例といえます。
TopicAI同士が「会話」して答えを出す
AutoGenのもとになった研究論文の題名には「Multi-Agent Conversation(マルチエージェント会話)」という言葉が入っています。人間が一体のAIに指示するのではなく、役割の異なる複数のAIが互いにチャットのようにやり取りしながら、相談して答えを固めていくという発想です。一人で考えるより、立場の違う数人で議論したほうが良い結論にたどり着く。それをAIで再現しようとした試みといえます。
AutoGenに関するよくある質問
- AutoGenでは複数のAIがどう協力するのですか?
- 書き手役・検証役・実行役などに分かれた複数のAIが、互いにチャットのようにやり取りしながら相談して答えを練り上げます。もとの論文名にも「マルチエージェント会話」とあり、一人で考えるより立場の違う数人で議論するほうが良い結論に至る、という発想をAIで再現したものです。
- AutoGenは今も主力の開発基盤ですか?
- 2023年9月の公開後、Microsoftの別フレームワーク「Semantic Kernel」と統合され、2025年10月に後継の「Microsoft Agent Framework」がプレビュー公開、2026年4月に正式版が登場しました。これに伴いAutoGen自体は新機能の追加を終え、修正中心の保守的な位置づけへ移っています。
- AutoGenのようなフレームワークは他にもありますか?
- はい。AIエージェントを組み立てる開発フレームワークとしてはLangChainなどが並ぶ存在です。AutoGenは、Microsoftがこの分野をどう束ねようとしてきたかを映す一例ともいえます。