Claude CodeとCoworkのWeb版で障害 作業が途中で切れる時に二重実行を防ぐ5項目
途中で切れた作業も、元のセッションと実行跡を先に見れば、二重のPRや送信を防ぎやすくなります。
Claude CodeとCoworkを再試行する前の確認順、一緒に整えておきませんか?
Claude CodeやCoworkの作業が途中で切れても、すぐ新しいタスクを走らせないでください。
Web版はブラウザの画面を離れても、クラウド側の処理が続く場合があります。
2026年8月29日、AnthropicはClaude CodeとClaude CoworkのWebセッションで障害を案内しました。
影響を受けたセッションは再試行できるとの説明ですが、再試行できることと、最初から繰り返して安全なことは別です。
先に結論元のセッションと実行跡を確認してから再開する
Claude Codeではブランチ、コミット、PR、Coworkではファイル、送信、外部サービスの更新を先に確認します。終わっていない工程だけを再開すれば、二重実行のリスクを減らせます。
Claude CodeとCoworkのWeb版で8月29日に障害
Anthropicの公式ステータスでは、2026年8月29日02:22 JSTに上流クラウド事業者の問題を特定したと掲載されました。
対象はClaude CodeとClaude CoworkのWeb版で、一部セッションが開始できない、または作業途中で切断される可能性があるという内容です。
| 掲載時刻 | 公式の段階 | 確認された内容 |
|---|---|---|
| 02:22 JST | Identified | 問題を特定 |
| 03:21 JST | Monitoring | 緩和策を適用 |
| 05:21 JST | Resolved | 復旧を確認 |
時刻の注意02:22は公式ページへの掲載時刻
02:22 JSTを障害の発生開始時刻とは断定できません。05:21 JSTにResolvedと掲載されましたが、個別セッションの復旧まで保証するものではないため、自分の作業は次の手順で確認してください。
出典: Anthropic Status「Elevated errors on Claude Code and Claude Cowork」(英語)
Claudeで障害が起きた時の基本的な確認順も使い、まず全体障害か自分の環境だけの問題かを分けましょう。
Claude CodeとCoworkは画面が切れても処理停止とは限らない
Claude Code on the webはリモート環境でタスクを実行し、開始後はページを離れても処理が続きます。
Coworkのクラウドセッションも、PCを閉じたりその場を離れたりしても継続し、同じセッションへ戻れる設計です。
そのため、ブラウザの切断表示だけでは、タスクが停止したか、途中まで進んだかを判断できません。
新しいセッションを作る前に、元のセッションを開き直すことが最初の確認です。
出典: Claude Help Center「Claude Code on the web」(英語)
出典: Claude Help Center「Get started with Claude Cowork」(英語)
Claude CodeとCoworkの二重実行を防ぐ5項目
Anthropicの公式案内は、影響を受けたセッションを再試行できるとしています。
次の5項目は公式チェックリストではなく、AI経営手帖がクラウドタスクの仕様から整理した実務手順です。
- 公式Statusを確認する:Investigating、Identified、Monitoring、Resolvedのどこかを記録し、障害対応中の連打を避けます。
- 元のセッションへ戻る:新規タスクを作らず、元のURLや履歴から進行、完了、失敗の表示を確認します。
- 実行跡を調べる:Codeならブランチ、コミット、差分、PR、Coworkならファイル、送信、登録、公開の履歴を確認します。
- 副作用を分ける:読み取りと、書き込み、送信、公開、削除を分け、外部へ影響する操作は再承認します。
- 未実行部分だけ再開する:一意のタスクIDや出力名を付け、作成前の存在確認を入れて、同じ成果物を重ねないようにします。
判断基準「同じ作業をやり直す」ではなく「残りを続ける」
再試行前に、完了済みと未完了を1行ずつ分けます。送信、公開、削除、デプロイなど取り消しにくい操作は、自動モードから人の承認へ戻すのが安全です。
外部サービスへ働きかけるタスクでは、AIエージェントの承認ポイントを決める方法も合わせ、平常時から再開条件を運用ルールへ入れておきましょう。
出典: Claude Help Center「Use Claude Cowork safely」(英語)
Claude CodeとCoworkで確認する実行跡は違う
Claude CodeとCoworkは同じ障害の対象でも、残る成果物が違います。
CodeはGit、Coworkはファイルと外部操作を軸に確認してください。
| 確認点 | Claude Code | Cowork |
|---|---|---|
| 元の場所 | セッション | セッション |
| 成果物 | 差分・PR | 出力ファイル |
| 外部履歴 | CI・デプロイ | 送信・登録 |
| 重複例 | 二重PR | 二重送信 |
CodeでGitHub接続やPRだけが止まっている場合は、ClaudeとGitHub連携の失敗を切り分ける手順を確認します。
Coworkの保存先や操作範囲が曖昧なら、Claude Coworkの基本と安全な任せ方から権限を見直してください。
復旧後も動かない時の切り分け
公式StatusがResolvedへ変わっても、個別セッション、接続、権限の問題は残る場合があります。
全体障害と自分のタスク固有の問題を分けると、同じ再実行を繰り返さずに済みます。
- 公式Status:対象incidentの最終更新とコンポーネント状態を見る
- 元セッション:URL、発生時刻、エラー文、最後に見えた処理を残す
- Claude Code:GitHubアクセス、リポジトリ権限、ブランチ、PRを確認する
- Cowork:Desktopアプリ、対象フォルダ、コネクタ権限、出力先を確認する
再開できない時記録をそろえてサポートへ渡す
新規セッションも失敗するか、特定セッションだけかを分けます。解消しなければ、セッションURL、時刻、エラー文、対象リポジトリやフォルダを添えてAnthropicサポートへ連絡してください。
原因確認なしに同じタスクを連続実行しないことが、障害後の手戻りを抑える近道です。
開発業務全体の任せ方はAIコーディングツールの選び方と運用も参考に、実行者と承認者を分けてください。
再試行でよくある質問
障害時は「止まったように見える」と「処理が止まった」を分けることが基本です。
再試行と復旧で迷いやすい点を確認します。
QClaude CodeやCoworkが途中で切れたら、すぐ再試行してよいですか?
Aいいえ。先に公式Status、元セッション、実行跡を確認し、未実行部分だけを再開してください。
Qブラウザが切れたらクラウドタスクも停止していますか?
A停止したとは限りません。Claude Code on the webとCoworkのクラウドセッションは、画面を離れても処理が続く場合があります。
Q今回のClaude CodeとCoworkの障害は復旧しましたか?
A2026年8月29日05:21 JSTにResolvedと掲載され、復旧が案内されました。ただし個別セッションの再開可否は自分の環境で確認してください。
QClaude Codeで再試行前に何を確認しますか?
A元セッション、ブランチ、コミット、差分、PR、CI、デプロイ履歴を確認します。
QCoworkで再試行前に何を確認しますか?
A元セッション、出力ファイル、更新時刻、コネクタ履歴、送信、登録、公開の履歴を確認します。
Q復旧後も同じセッションを再開できない時はどうしますか?
A接続と権限を確認し、セッションURL、時刻、エラー文、対象を記録してAnthropicサポートへ連絡してください。