GitHub Copilot(ギットハブコパイロット)とは

GitHub Copilotとは、プログラムのコードを書く作業を助けるAIアシスタントのことです。開発者がコードを書いている途中で、次に書きそうな内容をAIが先回りして提案してくれます。提供元は開発者向けプラットフォームのGitHub(Microsoft傘下)で、AI開発で知られるOpenAIと組んで生まれました。

コードの「続き」を予測して提案する

仕組みの土台にあるのは、大量の公開ソースコードを学んだAIモデルです。文章を予測して書くAIをコード向けにしたもの、とイメージすると分かりやすいでしょう。当初はOpenAIのCodex(GPT-3を改良したモデル)が使われ、2023年11月にGPT-4へ更新、その後はClaudeやGeminiなど複数のモデルから選べるようになりました。

Microsoft CopilotやChatGPTとの違い

名前のよく似たMicrosoft Copilotは、WordやExcelといったオフィス作業全般を助ける別の製品です。GitHub Copilotはあくまでプログラミングに特化した相棒で、両者は役割が異なります。文章で対話するChatGPTと違い、こちらはコードを書く現場(エディタ)に溶け込んで働く点が持ち味。

経営から見た使いどころ

コードの補完だけでなく、チャットでの質問対応やプルリクエストの説明文づくりにも使えます。定型的な記述をAIに任せ、設計など頭を使う仕事に人が集中しやすくなるのが利点とされています。ただし提案をうのみにせず、人によるレビューは欠かせません。なお技術プレビューの公開は2021年6月で、ChatGPTが広く知られる前から、コード補完という形でこの種のAIは使われ始めていました。

Topic「自動操縦」ではなく「副操縦士」

Copilotは、飛行機の副操縦士を指す言葉です。GitHubは「これはCopilot(副操縦士)であってAutopilot(自動操縦)ではない」とはっきり述べ、人の確認なしにコードを生み出す道具ではないと位置づけています。操縦の主役はあくまで人間で、AIは隣で支える相棒という設計思想がうかがえます。当初のうたい文句も「あなたのAIペアプログラマー」でした。

GitHub Copilotに関するよくある質問

GitHub Copilotの中身はどんなAIですか?いつからありますか?
大量の公開ソースコードを学んだAIモデルが土台で、文章を予測して書くAIをコード向けにしたものです。当初はOpenAIのCodex(GPT-3改良版)が使われ、2023年11月にGPT-4へ更新、その後はClaudeやGeminiなど複数モデルから選べます。技術プレビュー公開は2021年6月で、ChatGPTが広く知られる前からコード補完という形で使われ始めていました。
Microsoft Copilotとの違いは?
Microsoft CopilotはWordやExcelなどオフィス作業全般を助ける別の製品です。GitHub Copilotはあくまでプログラミングに特化した相棒で、コードを書く現場(エディタ)に溶け込んで働きます。
AIの提案はそのまま使ってよいですか?
名前のCopilotは「副操縦士」を指し、GitHubも「Autopilot(自動操縦)ではない」と述べています。操縦の主役は人間で、提案をうのみにせず人によるレビューが欠かせません。