自然言語処理とは
自然言語処理とは、私たちが日常で使う言葉を、コンピューターに理解させたり扱わせたりする技術です。英語の頭文字からNLPとも呼ばれます。ここでいう「自然言語」とは、プログラミング言語に対して、人間が話したり書いたりする普通の言葉のこと。ChatGPTのような言葉を操るAIは、この自然言語処理の研究の延長線上にあります。
身近なところで広く使われている
自然言語処理は、実は私たちの生活のあちこちで働いています。機械翻訳、迷惑メールの判定、文章の要約、音声アシスタントの聞き取り、口コミから評判を読み取る感情分析など、その用途は実にさまざま。言葉が関わるデジタルの便利機能の多くが、この技術に支えられています。言葉を扱うAI全般の土台となる分野だと捉えるとわかりやすいでしょう。
対話AIだけの新技術ではない
注意したいのは、自然言語処理はChatGPTで突然始まった分野ではない、という点です。研究は1950年代から続いており、1966年の対話プログラムELIZAも、その初期の成果のひとつでした。長い研究の積み重ねの上に、今の言葉を操るAIがあるのです。
Topic言葉のAIがたどった、3つの時代
自然言語処理は、大きく3つの時代を経て今に至ります。まず人が一つひとつルールを書いた時代(ELIZAなど)、次に大量のデータから統計的に学ぶ時代、そして今のニューラルネットワークで学ぶ時代です。ChatGPTのなめらかな受け答えは、ある日突然生まれたものではなく、半世紀以上にわたる地道な研究の積み重ねがあって初めて実現したもの。AIの進歩は、長い助走の先にあるのです。
関連用語
自然言語処理に関するよくある質問
- 「自然言語」とは何のことですか?
- プログラミング言語に対して、人間が話したり書いたりする普通の言葉のことです。自然言語処理は、その言葉をコンピューターに理解させたり扱わせたりする技術で、英語の頭文字からNLPとも呼ばれます。ChatGPTのような言葉を操るAIは、この研究の延長線上にあります。
- 自然言語処理はどんなところに使われていますか?
- 機械翻訳、迷惑メールの判定、文章の要約、音声アシスタントの聞き取り、口コミから評判を読み取る感情分析など、言葉が関わるデジタルの便利機能の多くを支えています。言葉を扱うAI全般の土台となる分野です。
- 自然言語処理はChatGPTで生まれた新しい分野ですか?
- いいえ。研究は1950年代から続いており、1966年の対話プログラムELIZAもその初期の成果のひとつです。人がルールを書く時代、統計的に学ぶ時代、ニューラルネットワークで学ぶ今の時代と、半世紀以上の積み重ねの上に今のAIがあります。