MCP Registry(エムシーピーレジストリ)とは
MCP Registryとは、MCPに対応したサーバーを探し、用途や配布情報を確認するための公式レジストリです。MCPはAIアプリケーションと外部ツール、データソースをつなぐための共通プロトコルであり、Registryはその接続先を見つける入口になります。
英語表記:MCP Registry
読み:エムシーピーレジストリ
何のために使うのか
AIエージェントに社内DB、Slack、GitHub、GoogleDriveのような外部サービスを扱わせるには、接続方法をそろえる必要があります。MCP Registryは、どのMCPサーバーが何に接続し、どんなパッケージや認証方式を持つのかを調べる場所です。個別に検索して拾うより、導入候補を比較しやすくなります。
ただし、Registryに載っていることは、そのまま安全という意味ではありません。接続先、要求権限、保存されるデータ、提供元、更新頻度を確認し、自社のテスト環境で試す必要があります。特に顧客情報や決済情報に近いツールは、AIガバナンスのルールと合わせた判断が必要です。
アプリストアとの違い
一般的なアプリストアは、利用者がアプリを選んでインストールする導線を重視します。MCP Registryは、AIアプリや開発者がMCPサーバーを見つけるためのカタログに近い位置づけです。導入判断では、便利そうかだけでなく、どのAIエージェントにどの権限を渡すのかをセットで見ます。
経営者や管理者にとっての価値は、AI連携の棚卸しがしやすくなる点です。属人的に追加されたコネクタが増えると、情報漏洩や運用停止の原因になります。Registryを入口にして、許可済み接続先、検証済みバージョン、禁止ツールを管理することが、安全管理の土台です。
TopicMCPは共通語、Registryは探す入口
MCP公式ドキュメントは、AIアプリがツールやデータに接続する共通方式としてMCPを説明しています。一方でRegistryは、実際に使えるMCPサーバーを探す入口です。言語と電話帳の役割が分かれている、と考えると理解しやすいでしょう。
MCP Registryに関するよくある質問
- 導入候補を選ぶときの最初の確認は何ですか?
- 誰が公開しているか、どの情報へ届くか、止める方法があるかを見ます。便利さの前に接続範囲を確認します。
- 掲載されていれば安全に使えますか?
- 掲載だけで安全とは判断できません。提供元、権限、扱うデータ、更新状況を確認し、自社のテスト環境で検証します。
- 社内では誰が管理すべきですか?
- 情報システム、開発責任者、セキュリティ担当が共同で、許可済みサーバーと禁止条件を管理するのが現実的です。