CLI(シーエルアイ)とは

CLIとは、画面に文字でコマンド(命令)を打ち込んでコンピューターを操作する方法です。「コマンドラインインターフェース」の略で、アイコンをクリックする代わりに、キーボードで命令文を入力して動かします。一見すると専門的ですが、AIを使った開発ツールやプログラムの操作で今もよく使われる、技術者にとって身近な仕組みです。

アイコンをクリックするGUIとの違い

私たちが普段使うスマホやパソコンの多くは、アイコンやボタンを押して操作します。これはGUIと呼ばれる方式で、初めてでも見ただけで使い方がわかるのが利点です。一方でCLIは、決まった命令文を打ち込むぶん覚えることは増えますが、同じ作業をまとめて自動で繰り返せたり、細かく正確に指示できたりする強みがあります。AIに関わる開発の現場では、こうした手早さや自動化のしやすさから、CLIが選ばれる場面が少なくありません。

Topic黒い画面は、実はパソコン操作の「元祖」

文字を打ち込む黒い画面は、いかにも昔ながらに見えるかもしれません。ところが順序は逆で、アイコンをクリックするGUIが広まったのは1980年代以降のこと。それ以前、コンピューターは文字で命令を打つCLIで操作するのが当たり前でした。最初の本格的なコマンドラインが登場したのは1961年のMITとされ、クリック操作よりもずっと長い歴史をもちます。古く見える画面が、実は操作方法の原型だったのです。

CLIに関するよくある質問

CLIとGUIはどう違うのですか?
GUIはアイコンやボタンを押す方式で見ただけで使い方がわかるのが利点、CLIは決まった命令文を打ち込む方式で覚えることは増えますが、同じ作業をまとめて自動で繰り返せたり細かく正確に指示できたりする強みがあります。AI開発の現場では手早さや自動化のしやすさからCLIが選ばれる場面が少なくありません。
文字を打ち込む「黒い画面」は古い技術ですか?
見た目は古風ですが、順序はむしろ逆です。アイコンをクリックするGUIが広まったのは1980年代以降で、それ以前はCLIで操作するのが当たり前でした。最初の本格的なコマンドラインは1961年のMITとされ、クリック操作よりずっと長い歴史をもつ操作方法の原型です。