GDDR7とは
GDDR7とは、GPUやAIアクセラレータで使われる、大量のデータを一度に速くやり取りできる(高帯域な)グラフィックス向けメモリです。AI用途では、演算器にデータを速く渡すためのメモリ選択肢として出てきます。HBMほど近接した積層メモリの話ではありませんが、GPU製品の性能とコストを左右する部品です。
- 英語表記:GDDR7 SDRAM
HBMとの見方の違い
HBMはGPUのすぐ近くに積層して置く高性能メモリとして語られる代表例です。一方、GDDR7はグラフィックスカードやAIアクセラレータの基板に搭載されるメモリとして見ます。Samsungの説明でも、GPU、AIアクセラレータ、HPCモジュールにはんだ付けされる部品であり、PCのマザーボードへ挿すメモリではないとされています。増設できる部品ではなく、製品設計に組み込まれる部品であり、後から増設する前提で見積もらないことが大切です。
TopicPAM3は信号の段階を増やす工夫
SamsungはGDDR7でPAM3信号を説明しています。単純な0と1だけではなく、3段階の信号を使うことで、限られた配線でより多くの情報を運ぶ考え方です。
GDDR7に関するよくある質問
- GDDR7は生成AIの推論にも関係しますか?
- 関係します。小型から中型のGPU製品では、メモリ帯域が推論速度や同時処理数に影響します。ただし採用可否はGPU製品ごとの設計で決まります。
- GDDR7とHBMはどちらが上ですか?
- 単純な上下ではありません。HBMは高密度で近接配置に強く、GDDR7はGPU向けの広い用途で使われます。製品設計とコストで選ばれます。