Magistral(マジストラル)とは
Magistralとは、フランスのAI企業Mistral AIが開発した、順を追って筋道立てて考えることを得意とするAIモデルです。こうしたタイプは「推論モデル」と呼ばれ、即答するのではなく、途中の考えを一歩ずつ進めてから答えにたどり着きます。数式の計算や、条件を整理して結論を出すような、考える手間のかかる問題が得意分野。
Magistralの特徴
Magistralは、2025年6月に公開された、Mistral AIにとって初めての推論モデルです。考えた筋道をたどれるように作られている点も特徴で、なぜその答えになったのかを追える透明性を重視しています。中身を公開した小型版と企業向けの高性能版の2種類で登場し、複数の言語で筋道立てて答えられるのも強み。その後の2026年5月22日、同社は指示に従う力・筋道立てて考える力・コードを書く力を1つにまとめた「Mistral Medium 3.5」を発表しました。開発者向けのモデル一覧(2026年9月時点)では、Magistralの各版は非推奨(提供終了の日程が告知され、その日までは使える段階)か提供終了の扱いとなり、これから組み込むならMistral Medium 3.5やMistral Small 4を使うよう案内されています。
Topic名前の由来は「巨匠」や「師匠」
Magistralに関するよくある質問
- Magistralは無料で使えますか?
- 小型版のMagistral SmallはApache 2.0ライセンスで公開され、重みは2026年9月時点でもHugging Faceから無料で入手できます。一方、Mistral AIのAPI経由で使う版は提供を終える扱いのため、これから試すなら自社の環境で動かすか、後継として案内されているモデルを選ぶことになります。
- Magistralは日本語にも対応していますか?
- 公式に挙げられた対応言語は英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・アラビア語・ロシア語・中国語(簡体字)などで、日本語は明示されていません(2026年6月時点)。