AI事業者ガイドラインと米国NIST AIリスクマネジメントフレームワークのクロスウォーク(えーあいじぎょうしゃがいどらいんとべいこくにすとえーあいりすくまねじめんとふれーむわーくのくろすうぉーく)とは
AI事業者ガイドラインと米国NIST AIリスクマネジメントフレームワークのクロスウォークとは、AISIと米国NISTが、日本のAI事業者ガイドラインとNIST AI RMFの対応関係を整理した資料です。公開日は2024年4月30日。日本の指針と米国のAIリスク管理枠組みを見比べ、自社のAIガバナンスを国内外の言葉で説明しやすくするための対応表です。
英語での呼び方:Crosswalk between AI Guidelines for Business and NIST AI RMF
公表日:2024年4月30日
確認時点:2026年6月
日本の指針と海外フレームワークをつなぐ
AI事業者ガイドラインは、日本でAIを開発、提供、利用する事業者向けの指針です。一方、NIST AI RMFは米国NISTが公開した任意利用のAIリスク管理枠組みで、AIの設計、開発、利用、評価に信頼性の考慮を組み込むことを目的にしています。クロスウォークは、この2つを横に並べ、どの考え方がどの項目に近いのかを確認しやすくする資料です。
対応表は実務の翻訳表になる
海外拠点、外資系パートナー、グローバル顧客とAIの安全管理を話すとき、同じリスクでも使う言葉が違うことがあります。この資料は、法律、規格、ガイドライン、フレームワークなどの条項を、NIST AI RMFのサブカテゴリーに対応づけるためのものです。日本語の社内規程を海外向け説明へつなぐ翻訳表として使うと、AI管理体制の説明が楽になるでしょう。
Topicクロスウォークは横断歩道ではない
クロスウォークは日常語では横断歩道を指しますが、標準やガイドラインの世界では「対応づけ表」の意味で使われます。別々の資料を無理に一つへ統合するのではなく、似た役割の項目を並べて比較できるようにするものです。経営会議では、海外の言葉ではどの管理項目に当たるのかを説明する資料、と考えると理解しやすいでしょう。
AI事業者ガイドラインと米国NIST AIリスクマネジメントフレームワークのクロスウォークに関するよくある質問
- 海外向け説明では最初にどこを見ればよいですか?
- 自社の社内規程やAI利用ルールが、NIST AI RMF側のどの項目に近いかを見ると説明しやすくなります。足りない管理項目を探す入口にもなります。
- NIST AI RMFを使っていない企業にも関係ありますか?
- 関係あります。海外拠点や海外パートナーに日本のAI管理方針を説明するとき、NIST AI RMFの言葉に対応づけて伝えやすくなるためです。
- この資料を使うと何が楽になりますか?
- 国内向けの社内規程やリスク管理項目を、海外でも通じやすい表現に変換しやすくなります。グローバルな監査や取引先説明の準備にも役立ちます。